今回から、体質についてお伝えしていきます。
最初のテーマは「気虚」です!
さっそく見ていきましょう。
気虚度チェック
まずは、自分の気虚度をチェックしてみましょう。
(名前入力は必須です。診断のみに使用します)
いかがでしたか?
気虚度0%の人、おめでとうございます!
とてもパワフルな方ですね。
それ以外の方は気虚の可能性があるので、ぜひ気虚の特徴や養生法を読んでいってくださいね。
気虚とは?
気虚とは「気」が不足している状態のことです。
「気」は臓腑の働きを支えるエネルギーとなるため、気虚とは臓腑機能が落ちている状態、といえます。
これまで、五臓のお話をしてきましたが、気虚と大きく関わる臓腑は「脾」「肺」「腎」「心」の4つです。
特に、日本人は脾気虚や肺気虚が多いようです。
症状によって、どの臓腑が弱りぎみかもわかります。
チェックリストに従って、ひとつずつ見ていきたいと思います。
気虚の症状
1.疲れやすい
気虚の典型的な症状です。
「気」はパワーの源なので、気の不足で疲れやすくなります。
2.動くと息切れをする
こちらも、気虚の特徴です。
特に呼吸と関わる「肺気虚」や肺の血脈を管理している心の「心気虚」で起こりやすいようです。
3.声に力が出ない
呼吸と関わる肺が弱ると、声に力が出ずか細い声になりやすいです。
4.暑くもないのに汗がでる
「気」は漏れ出ないようにする固摂作用があります。
この働きが低下すると汗が出やすくなります。
特に、心の液体は汗といって、心の弱りで汗が出やすいです。
また、発汗を調節している肺の弱りで出ることもあります。
5.カゼを引きやすい
免疫力と関わるのは、「衛気」です。
衛気を散布している肺が弱ると、カゼを引きやすくなります。
6.軟便 または 下痢をしやすい
脾が弱っている人に起こりやすいです。
脾は食べ物を消化し、余分な水分を代謝する働きがありますが、気が不足すると湿が滞って便が水っぽくなります。
7.頻尿である
4の汗の話でも書いたように、
「気」は固摂作用といって、漏れ出ないようにする働きがあります。
腎は、尿の生成や排泄をして体内の水分代謝を行っているため、「腎気虚」で頻尿になりやすくなります。
8.胃もたれしやすい または 食が細い
脾の働きは、食べたものを消化吸収することです。
脾が弱ると、消化機能が低下し食欲が出なかったり、お腹が張りやすい人もいます。
9.体が冷えやすい
体が冷えている状態を「陽虚」といいます。
気は体を温める「温煦作用」があるため、気の不足が長引くと「陽虚」になりやすいです。
10.顔色がくすんでいる
脾は昇清作用といって、内臓を持ち上げたり、栄養を上へ送ったりする働きがあります。
「脾気虚」になると、頭部にまで栄養がいかずに、くすんだ黄色っぽい色になります。
いかがですか?
気虚ってこんな症状がある、というのがわかっていただけたでしょうか?
次回は、気虚タイプの養生法をお伝えします。
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