こんにちは!chikaです。
薬膳に興味がある方に向けて、薬膳や中医学を学べる情報を発信しています。
前回、食材には寒熱があること、
そしてそれぞれに役割があることをお話しました。
【薬膳】体を温める食材、冷やす食材を使い分けるのが食養生のコツ!
薬膳を使うコツは、食材の性質を知ることです。最初に覚えると便利なのが、食材の温める食材(温熱性)、冷やす食材(寒涼性)、どちらでもない食材(平性)という性質。食材の性質を知ってバランス(中庸)をとることが食養生の第一歩です。
薬膳は目的を持った食事ですが、
普段の献立に活かすとなると、なかなか大変です。
ただでさえ私たちは忙しい。笑
家族みんなの体質を考慮しながら、まいにち素晴らしい薬膳料理を作ることは
正直、難しいですよね。。。
だけど、「温めすぎず、冷やしすぎず」バランスをとるように考えたり、
冬は温めるもの多め、夏は冷やすものを多め、という使い方ならできそう。
それなら、食材の寒熱だけでもまずは頭に入れたいところです。
しかし、どの本を見ても寒熱を一覧にしているものがないんですよね。
パッと見れたら便利だなぁと思って、ちまちまとノートに書きだしていたことがあるんですが、
食材の傾向が見えて、すごく覚えやすかったんです。
ただ、これはなかなか面倒な作業なので…こちらでまとめて共有しちゃいます!
私もノート代わりにこのページを何度も見ようと思います。笑
ということで、
今回は、【肉・魚・卵】の寒熱一覧です!
寒性・涼性の食材
アサリ、ハマグリ、シジミ、マテ貝、タコ、カニ、ハモ、馬肉など
平性の食材
イカ、鯛、ヒラメ、カレイ、サバ、カツオ、タラ、ウニ、クラゲ、サワラ、サンマ、ホタテ、アワビ、牡蠣、豚肉、牛肉、卵、豚足、豚のハツなど
温性・熱性の食材
マス、アジ、サケ、フグ、イワシ、ナマコ、太刀魚、ウナギ、アナゴ、アユ、イトヨリ、カジキマグロ、ブリ、マグロ、ルーム貝、赤貝、海老、鶏肉、羊肉、豚レバー
今回は、いくつかの文献を参考にまとめてみました。
たんぱく源だからか、温めるものが比較的多い印象です。
しかし、貝類は冷やす食材が多いですね(ルーム貝、赤貝は温めるけど!)
青魚など身の色が濃いものは温めるものが多い気が…
しかしサバやカツオは意外にも平性です。
…なんていう傾向を考えると、少しずつ覚えていきますよ!
食材の寒熱を覚えるコツは、使うたびにチェックすること。
今日のお魚はどうだろう?と予想を立ててみると、より覚えやすくなります。
ぜひ、献立の参考にしてください。
≪参考文献≫
・薬膳素材辞典(源草社)
・東方栄養新書(メディカルユーコン)
・現代の食卓に活かす 「食物性味表」(日本中医食療学会)
コメント
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