薬膳には欠かせない「体質の基本」。7つの体質タイプ!

中医学の基本

こんにちは!薬膳ライフアドバイザーchikaです。

「中医薬膳師」「管理栄養士」の資格をもつ筆者が
薬膳に興味がある方に向けて、薬膳や中医学を学べる情報を発信しています。

 

「体質」についてお話していますが、全体像をお話してなかったと思いまして。笑 

 

中医学では、症状などから体質を診断し「証」を立てます。
それに合わせて治療の戦略を立てるんですね。 

 

その戦略を食事から立てると「薬膳」となります。
ということは、薬膳を学ぶには体質を理解することが大前提。

 

今回は、そもそも体質とはなにか、どんな体質があるのかお伝えしたいと思います。 

 

体質はどうやって決まるか?

「体質」は変えられますか?
と質問を受けることがあります。 

 

答えは、半分「はい」で半分「いいえ」です。
それは、体質が何から作られるかを知るとわかります。 

 

体質を決める一番大きな要因は、遺伝です。  

丈夫な子か、虚弱な子かは生まれたときにほとんど決まってしまっています。
だから、体質は簡単には変えられない、と言えるかもしれません。 

 

だけど、諦めるのはまだ早い!!
自分の弱い部分をわかっていれば、体質に合わせた養生で元気な体を作ることができます。 

 

私は、弱い部分を無理やり強くするのではなく、「弱い体質とうまく付き合っていく」というイメージで養生しています。

 

冷えやすいのであれば冷やさない工夫をする、胃腸が弱いなら胃腸をいたわる食事をする。
もともと元気な人には敵わないけど、自分は自分のペースでぼちぼち元気でいられる。
そういう状態を目指すのが大切かなと思っています。 

 

また、ほかに体質を決める要因は「環境」「習慣」「食生活」があります。
これらは、自分の力で変えることができる要因です。

 

だから、体質を変えたいのであれば、「環境」「習慣」「食生活」を見直すといいのです。
食生活の改善に視点をおいたのが、薬膳となりますね。 

あともうひとつ、忘れないでほしいことがあります。

 

それは、「体質」は常に変化しているということ。
生活のスタイルや年齢、季節の移り替わりなど、私たちも地球も、ずっと同じ場所にはとどまっていません。

 

変化に合わせて食べるものも変えていく、という考えを絶対に持っていてくださいね。
私はこういう体質だから、と決めつけて同じものを一生食べ続けるのは安直です。

 

体質の分類

 

不調を示す体質を、今回は7タイプご紹介しようと思います。
しかし、ここでみんながつまづくのは、自分がどの体質かわからない…ということです。

 

なぜなら、どれにも当てはまる気がするから。笑 

 

「あのタイプもこのタイプも、数個チェックがついている。え…私って全部悪いのかな?」と感じてしまうわけです。

 

いろんなところにチェックがつくのは普通のことです。
なぜなら、体質は複雑に絡み合っているし、それぞれの体質が影響し合っているから。 

 

例えば、「気滞(気の巡りが悪い)」の人は「瘀血(血の流れが悪い)」になりやすいです。
なぜなら、気と血は一緒に巡っているから。
気の巡りは、血の流れにも影響するのです。 

 

このように、「瘀血」という体質ひとつみても、「気滞」や「血虚」など元の原因があるとわかりますよね。 

 

体質は色々持っていて当たり前。
大事なのことは、体質の根本的な要因はなにか、体質がどう影響し合っているかを知ることです。 

 

そうすれば、薬膳の戦略も立てやすくなります。前置きが長くなりましたが、どんな体質があるかざっくりと理解しておきましょー。

 

代表的な体質を7つご紹介します。
気虚・血虚・陽虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿です。

 

気虚

気の不足によって、臓腑の機能が落ちている状態です。
気は体のエネルギー源で、「疲れやすい」のが一番の特徴です。 

 

血虚

血が不足している状態です。
血液には滋養する働きがあるため、臓腑に栄養がいきとどきません。

 

いわゆる貧血の症状のほか、精神にも影響を及ぼします。 

 

陽虚

気虚が進行して臓腑機能がさらに悪くなった状態です。 

 

そうなると「陽が虚している」という文字通り、陽が不足し体を温められず、冷えの症状が現れます。 

 

陰虚

陰とは、「血・精・津液」のことを指します。 

陰が不足することで体を滋養できず、また陽の働きをおさえられずに 熱の症状が現れます。 

 

「血虚」は「陰虚」に進行しやすいです。 

 

気滞

気の巡りが滞った状態です。
ストレスなど、精神的な影響が大きいといわれます。 

 

鬱っぽくなったり怒りっぽくなったりと、感情の不安定さがみられ、そのほかの臓腑機能(消化系など)も不安定な症状が出てきます。 

 

瘀血

血の流れが悪くなって、滞ってしまう状態です。 

 

痛みや塊ができることが多いです。
気と血の流れは、それぞれに影響を与えます。 

 

痰湿

体には良い水分が巡っています。これを「津液」といいます。 

 

ただし、「津液」がうまく代謝されないと滞り病的な物質に変化してしまいます。
これが「痰湿」です。 

 

痰湿は怪病といわれるそうです。
どこで何を起こすかわからない、原因不明の症状を引きおこすといわれます。 

 

 

ということで、以上体質についてでした。
いかがでしたか?自分はいろんな体質を持っている…と理解していただけると嬉しいです。 

 

これからさらに詳しいお話をしていきますねー!

 

 


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