
薬膳って独学で勉強できるのかなぁ?独学で勉強できる方法を知りたいなぁ。
という方に向けて、独学に役立つツールと、それぞれのメリット&デメリットを考えてみました。
この記事を読むと
・独学のメリット&デメリットがわかる
ようになります。
・薬膳の勉強歴は約3年。
・薬膳を独学で学び始め、通信講座を受けた経験もあり。
・通学でも学び、中医薬膳師の資格を取得
・国際薬膳師を目指して勉強中(今年はコロナで断念)
さまざまな学びを経験してきた著者の目線で、独学のメリットや難しさを伝えていければと思います。
薬膳は独学できるのか?
結論からいうと、あなた次第だと思います。笑
特に今は、わかりやすい本や丁寧に解説してあるサイトもたくさんあるので、分からなければ調べることもできます。
大事なのは、「薬膳を学んで何がしたいのか?」ということだと思います。
日々の食事をほんの少し整えたいのか、本気で体質改善がしたいのか、人に教えたいのか…。
それによって、学びの形は変わってきます。
趣味で漢方系のサイトや本を読んでいて、気づいたら薬膳の知識がどんどん身についていた!!というレベルでOKであれば、独学でも全然構わないと思います。
基本の知識をしっかりと身につけたいのであれば、個人的なおすすめは「通信講座」です。
こちらも、最後に話しますので、ぜひ読み進めてみてください。
独学する方法
独学と言っても、さまざまな学びの形がありますよね。
主な方法は、以下の3点だと思います。
・WEBサイトを読む
・通信講座を受ける
今回はこの3つの方法について、経験談を交えながらお話していきますね。
本で学ぶ
東洋医学が注目されてきて、漢方や薬膳の関連本はたくさん出ていますね。
では、どんな本を選べばいいのでしょうか?
本で独学する方法
ジャンルで考えると、以下のような本があると思います。
・基本をわかりやすく
・薬膳や養生がすぐに実践できる
・専門書にチャレンジ
自分の目的に合わせて本を選ぶといいですね。
体系的に学びたいのか、楽しく学びたいのかによって変わってくると思います。
本で独学するメリット・デメリット
本で学ぶメリット・デメリットは以下の通りです。
独学におすすめの本
最初にどんな本を選ぶといいのでしょうか?
目的別にご紹介します。
世界観に触れて、楽しんで学びたい

料理本から学びたい

わかりやすく養生法や基本を学びたい

専門書から学びたい
もう少し、専門的に学びたいのであれば、下の3冊もおすすめです。
全て私が通っていた「本草薬膳学院」で使っていたものです。
通信講座で勉強する場合も、こちらの教科書を読んでいくことになるので、一通り読んで自分で勉強することもできると思います。
ただし、専門用語が多いので、いきなりこの本を手にすると私だったら発狂するかもしれません。笑
言葉でつまづくので、こちらの専門書では辞書が必要になるかと思います。
WEBサイトを使う
ネットで自分で調べながら学ぶこともできますね。
わかりやすくまとめてあるサイトもあるので、じっくり読んで行くのもおすすめです。
WEBサイトで学ぶ方法
インターネットを使って以下のように学べます。
・食材の効能をチェックする
・分からないことを調べる
最近では、YouTubeでも情報発信してくださる方が増えましたね!
中医学や薬膳がわかりやすく学べるWEBサイト
4つのサイトをご紹介します。
COCOKARA中医学

イスクラ産業株式会社が運営しているWEBサイトです。
MAGAZINEのコーナーが充実しており、中医学の基礎、食養生レシピ、中医美容をテーマにそれぞれ毎月記事が更新されています。
非常にわかりやすいので、私もプリントアウトして書き込みながら勉強していたことがありました。
漢方ライフ

薬日本堂株式会社が運営しているサイトです。季節の養生やトラブル別の対処法、食材や漢方薬辞典もあるので、とりあえず何か調べたい時に訪れると便利です。
自分が知りたいことから学んでいくのもいいと思います。
楽食Story

株式会社モデストが運営しているサイトです。中医学や薬膳の基本についてまとめてあり、体質に合ったレシピが紹介されてあるのも嬉しいところです。
少しごちゃごちゃした感じがありますが、調べ物をしていると何かとヒットするサイトという印象があります。
薬膳 naturico.

ここで並べて紹介するのはかなりおこがましいですが(笑)、「学ぶ・わかる・使える」をコンセプトに中医学や薬膳についてまとめている著者の運営サイトです。
まだまだ読みづらいところも多いと思いますが、初心者さんがしっかりと学べるように作っていきたいと思っています。
WEBサイトで独学するメリット・デメリット
自分が知っていることや知らないことは何か、これから何を学ぶ必要があるのかが、インターネットで学ぶと見えづらいのが難点ですね。
通信講座を受ける
初級者向けの通信講座はいくつかあります。
私は東京カルチャーセンターの「薬膳アドバイザー」という資格を取得しました。
結果的に、資格をとって本当に良かったと思いました。
というのも、初心者に必要な知識がひととおり学べたからです。
個人的な感覚では、やっと薬膳のスタート地点に立ったなと思えた出来事でした。
「なんだかよくわからない」から「わからないところがわかるようになった」という感じでしょうか。
デメリットといえば、お金がかかることくらいしか思い浮かびませんでした。
ただ、誤解しないで欲しいのですが、通信講座を受ければちゃんと学べるというわけではありません。
おそらく頭をひねりながらテキストを読むことになりますし、添削課題を出しても、最終試験に合格しても、「よくわからない…」という感覚は絶対につきまとうはずです。
そこから、わからないことを調べ続けたり、自分で薬膳を作って実践していく中で、少しずつ自分のものになっていく感覚ができていきます。
だからこそ、通信講座はスタート地点。決してゴールではありません。
資格を仕事に生かしたい人だけではなく、自分や家族のために学ぶだけでも、お金を出す価値はあります。
スタート地点に立ちたい方は、ぜひ通信講座を受けてみてください。
通信講座については、近日詳しくまとめていきますね。
まとめ:結局は自分次第。お金をかけて学ぶことも大切。
独学であまりお金をかけずに学びたい人も多いと思います。
本やインターネットを使って、中医学や薬膳(漢方)の世界に触れてみるのもいいと思います。
ですが、薬膳は最初にベースを身につけた方が学びやすい学問でもあります。
ずっと気になっているなら、思い切って受けてみてもいいかもしれませんね。
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