「血虚」の原因と食事改善の方法を解説!!

中医学の基本

こんにちは!薬膳ライフアドバイザーchikaです。

「中医薬膳師」「管理栄養士」の資格をもつ筆者が
薬膳に興味がある方に向けて、薬膳や中医学を学べる情報を発信しています。

 

ネットでの体質診断や、漢方薬局などで「血虚」と診断されたことはありませんか?
そもそもなぜ「血虚」になるの?どんな食事をすればいいの?と思っているかもしれません。

 

そんな方に向けて、
本記事では「血虚の原因」と「血虚の改善方法」をご紹介します。

 

この記事を読むと

・血虚の原因と症状がわかる
・血虚の改善方法がわかる

ようになります。

 

早速みていきましょう。

血虚の症状と原因

「血虚」になる原因は?

 

血虚になる原因は、大きく分けて下の2つです。

 

・血を消耗しすぎている
・血を作り出せない
 

血を消耗する主な原因は、過労やストレス、睡眠不足です。
特に、目の使いすぎや肉体労働は「血虚」につながりやすいので注意してください。

 

また、妊娠中や授乳中・成長期も「血」が不足しやすいことを覚えておきましょう。
赤ちゃんの成長や自分自身の成長に栄養をたくさん使うので、日々の自分の栄養まで手が回らない…、という感じでしょうか。

 

一方、血を作り出せない原因は、「血の原料となる食材を食べていない」、または「胃腸が弱って栄養を消化吸収できない」ためです。

 

例えば、過度なダイエットや偏った食生活。
血に必要な鉄分やたんぱく質が不足すると、血不足になります。

 

また、意外と知られていないですが、胃腸(脾)の弱りが原因になることもあります。食べたものを消化吸収できない限り、いくら血の原料を食べても「血」に変化しません。体を作るうえで、胃腸(脾)のケアは欠かせないのです。

 

そもそも、「血虚」とは?

 

血虚とは、血の不足によって現れる病症のこと。

 

血(けつ)とはいわゆる血液のことですが、営養たっぷりで体を滋養するものであり、
中医学的には精神を安定させる働きもあります。
血虚とは、この2つの役割がうまく果たせていないときといえますね。

 

「血虚」の主な症状は?

 

血が不足することで、全身が営養できなくなりますし、精神を安定できなくなりま。すると、下記のような症状が現れます。

 

・顔色が悪い
・唇や爪の色が淡く白っぽい
・めまいがする
・目がかすむ
・動悸がする
・肌や髪が乾燥する
・生理が遅れやすい
・手足がしびれる
・寝つきが悪くなる
・眠りが浅く、夢をよくみる
 

症状の詳しい話は、下記のリンクで説明しているので
そちらを読んでみてください。

【体質チェック】あなたの血虚度は何%?
中医学で血が不足している状態を「血虚」と言います。体質チェックから、あなたの「血虚度」をチェック! 体質についての詳しい解説つきです。

 

「血虚」を食事で改善しよう!

 

まずは食事で改善する方法をお伝えします。
薬膳の視点から、血虚におすすめの食材をご紹介しますね。

 

養血、滋陰効果のある食材を選ぼう

 

文字通り、血が不足するなら「血を養うもの(養血)」を選びます。
また、「陰液を滋養するもの(滋陰)」も、血を補うお手伝いをします。
なぜなら、陰液の中に血も含まれるからです。

 

下記にのせているものがおすすめです。
ぜひ覚えておいてくださいね!

 

【養血】
ライチ、レバー、ハツ、赤貝、イカ、タコ、にんじん、ほうれん草、落花生、ぶどう、鶏肉、牛肉、イワシ、タラ、ナツメなど
【滋陰】
黒ゴマ、白ゴマ、松の実、アスパラガス、いちご、小松菜、豚肉、卵、チーズ、牛乳、マテ貝、牡蠣、ホタテ貝、アワビ、クコの実など
 

たんぱく源となるお肉や卵、貝類が多いですね。
また、ゴマやナッツなど種実類、色の濃いお野菜が多いのがわかります。
ナツメやクコの実など、いわゆる薬膳のイメージが強い食材も血を補ってくれます。

 

傾向をつかむと覚えやすくなりますよ。

 

補気の食材も忘れずに!

 

補気とは、気を補う食材のこと。
血が足りないのに、なぜ気を補うの??と思うかもしれませんが、実は「気」と「血」は切っても切れない関係なのです。

 

気は単体で存在できず、血を母体として一緒に体を巡ります。
また、気は血をつくったり巡らせる機能があります。
まあ簡単にいうと、気と血はお互いに依存し合っている、ということです。

 

そのため、気を補う食材(補気)も一緒に食べることが大切です。

 

【補気】
もち米、うるち米、鶏肉、牛肉、鰻、イワシ、タラ、鈴木、カツオ、サバ、かぼちゃ、いんげん、長芋、じゃがいも、蜂蜜など

 

鶏肉や牛肉は、気血を補う食材ですね。
その中でも鶏肉は、お腹を温めて脾の働きを整えるので胃腸に優しくおすすめです。

 

胃腸に優しい料理で。激辛料理はダメ!!

 

がんばって食べているのに、どうして血虚がよくならないんだろう…と思っている方は胃腸(脾)がお疲れかもしれません。

 

脾が嫌いなものは、油っこいもの、味の濃いもの、甘すぎるもの、冷たいものです。
これらを避けるには、温かくてあっさりした料理が最適。
常に消化にエネルギーを使うと胃腸は疲れてしまうので、空腹の時間を長めにとることも大切です。

 

それでも「血虚」が改善されないときは、消化系の病気や不正出血などによる血の消耗も考えられますので、専門家に相談されたほうがいいかもしれません。

 

また、激辛料理など辛いものは血を消耗します。
ストレスも同じ原理なのですが、熱によって血が蒸発するイメージです。
熱をこもらせないように気を付けたいですね。

 

食事以外にできる「血虚」の改善方法は?

 

もちろん、食事以外にも見直すことはたくさんあり、血虚タイプは生活スタイルが問題になっていることも多いです。
ポイントは、睡眠・目の使いすぎ・ストレス。
ライフスタイルも見直していきましょう。

まずは休むこと。睡眠をしっかりとりましょう。

 

血は睡眠中に作られるので、睡眠不足になると血が不足しやすくなります。
季節や個人によって必要な睡眠時間は違いますが、個人的には7時間くらいは必要だと感じてます。

 

また、肉体労働をしたあとは消耗した分を取り戻すため、しっかりと休むようにしてくださいね。

 

「入眠儀式」を作っておくのもおすすめですよ。
子どもが絵本を読んだあとにすんなり寝てくれるのは、布団の中での絵本が入眠の儀式になっているから。
夜のリズムを一定にして、寝る前にやることを決めておくといいですね。

 

目を使いすぎないように、スマホ・テレビをシャットアウト!!

 

目の使いすぎは、血を消耗します。
また、夜遅い時間のスマホやテレビの明かりは、脳を覚醒させる光を持っているので
眠れずに睡眠不足にもつながります。
暗くなってきたら、スマホやテレビは見ないのが理想ですね。

 

先ほどの入眠儀式を利用して、
寝る前に入浴を済ませる、入浴後はテレビやスマホを控える、音楽を聴いたりマッサージをする、家族で会話をする、
など夜の習慣を作るといいかもしれません。

 

ストレスが原因になっていないか、振り返ってみよう

 

ストレスは体に熱を生みやすいので、その熱によって血を消耗してしまうことがあります。
食事だけでなく生活全体を見直すこともとても大切だと思います。
まずはストレスに気づき、それを受け止めることが第一歩かもしれませんね。

 

まとめ

 

最後にまとめです。

 

・血虚の原因は、血の消耗か生成不足。
・気血を補う食事をとりつつ、原因をみきわめて暮らし全体を見直しましょう。
 

いかがでしたか?
今日から、「血虚」とおさらば…したいですね!!

 

 



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