【梅雨の薬膳】梅雨に襲われる「湿邪」って何者なの?

季節の薬膳

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

【梅雨のゆる薬膳講座】募集を締め切らせていただきました!
最終的に47名のお申し込みがあり、本当に嬉しい限りです。

 

今年は梅雨入りが早かったので焦りましたが(笑)、6月1日から「養生おたより」にてさらに役立つお話をしていきます。
どうぞよろしくお願いいたいます。

 

 

さて、今日はそんな「梅雨」のお話です。
日本人が苦手な「梅雨」ですが、この時期のトラブルを中医学では「湿邪」が原因と考えるんですね。
このね〜湿邪が厄介なんですよ!笑

 

これがね、私たちを苦しめているのさ!
ということで、「湿邪」が厄介な理由をまとめてみました。

 

私たちは自然界の影響を受けている

「湿邪」の話をする前に、大前提として

私たちは自然界の影響を受けている

ということを忘れてはいけません。

 

暑い日には体が熱くなり、寒い日は体も冷えますよね。
それと同じで、湿度が高い日は体の中にも「湿」が入ってきやすいのです。

 

そんな外気が体にとって悪いものになると、「邪気」と表現されるようになるんですね。
「湿邪」とは、「湿度が体に悪さをしている」ということなのです。

 

湿邪が引き起こす、厄介な3つのこと

脾(胃腸)が弱りやすい

脾(胃腸)は乾いていることを好む臓腑。
つまり、「湿」がとにかく苦手なのです…!!

 

なので、梅雨の時期は胃腸の不調がとても増えるんです。
実際、漢方薬局でも「吐き気・食欲不振・下痢」など、胃腸系の相談がすごく増えるそう。

 

みなさんも、すでにこうなっていませんか??
お腹がモヤモヤ〜としていたら、「湿」たまってるかもしれませんよ。

 

重くて濁りやすい??

イメージしてもらうとわかりやすいのが、洗面所やお風呂場でしょうか。
梅雨の時期になると、洗面所の排水口や蛇口のフチが、すぐに汚れてきませんか?

 

そんな感じで、「湿邪」は重くて濁るような性質があります。
尿・下痢・おりもの・湿疹などがジュクジュクしたり、濁ったりしやすいのです。

 

その性質から、「体がだるい・頭が重くて痛い」など、重くてだる〜い症状が増えてきます。
雨の日って、なんか体が重くてやる気が出ないですよね…。
これも「湿邪」のせい!!ってことで。笑

 

ネバネバで治らない!?

湿邪には、ネバネバとした性質があります。
で、その性質のせいで、一度湿が入るとなかなか治らないのです。

 

イメージは「納豆」でしょうか。笑
納豆食べたあとお皿って、ネバネバしてなかなかきれいにならないでしょ^^;
あんな感じ。(伝わるのだろうか)

 

なので、この時期に出てくるアトピーはとても厄介。
一度できると、長引くケースがとても多いといいます。

 

いますぐできることは、除湿!!

湿は、一度入るとなかなか出ていきません。
だから厄介なのです。

 

だからこそ、はじめから「湿を体に入れないこと」が大切なんです。
そこですぐにできるのが『除湿』です。

 

除湿機を使ったり、布団をこまめに干したりと、湿気を家の中にためない工夫が大事。
このあたりのアイデアも、いつかお話しできればと思います。
できることから、はじめてみてください!

 

ではー!!

 

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