こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
毎週お届けしている「こども薬膳」
子供が弱い臓腑は「脾・肺・腎」だとお話していました。
今回は「脾」に注目して、脾(消化系)をいたわる食事を考えていこうと思います!
脾が苦手なものを知っておこう!
子供は脾がまだまだ未発達です。
だからこそ、今持ってる脾のパワーを十分に発揮させてあげたいですよね。
そのためには、脾を弱らせる原因をつぶしていくことが大切です。
脾が苦手なものは…
・甘すぎるもの
・味の濃いもの
・脂っこいもの
です。
おやつにジュースと甘いもの、夜ごはんはこってり揚げ物…というのは、子供のお腹の負担になっているんですね。
特に甘いものを食べすぎると、体の中に「湿」がたまりやすくなります。
「湿」は体にとって悪い水分、ドロドロの汚れた水分のようなもので、アトピーの原因にもなってしまいます。
ということを踏まえた上で、どんな食事にしていくか考えてみようと思います!
脾をいたわる食事とは?
脾をいたわるためのポイントは3つです。
・胃腸に優しい平性、温性の食材を選ぶ
・よく噛む習慣をつける
早速、みていきましょ〜。
温かい料理にする
子供は暑がりなので冷たいものを欲しがりますが、脾は冷たいものが苦手。
なので、本当なら温かい料理が理想です。
生野菜のサラダより加熱したスープの方が、消化もよくておすすめです。
冷たいお茶、ヨーグルトなど、冷えたものばかり食べさせていないか考えてみるといいですね。
私もついつい冷たい飲み物をあげてしまうのですが、最近は少し温めてあげても文句言われなくなりました。笑
氷は絶対に入れないし、水筒のお茶はお湯を足して温度を上げています。
小さなことでも、気遣ってあげられるといいなぁと思っています。
お腹に優しい食材を使う
薬膳では「健脾(けんぴ)」といって、脾の働きを整える食材があります。
胃腸の負担を減らすため、まずは胃腸に優しい食材を選んであげたいところです。
その中でも、温めたり冷やしたりしない「平性」の食材を中心に組み合わせると食事のバランスがとりやすいのでおすすめです。
お腹を冷やさないように、「温性」のものも選ぶといいそうですよ。
お米・オートミール・大豆・じゃがいも・長芋・にんじん・ブロッコリー・オクラ・キャベツ・いんげん・白菜・とうもろこし・さば・豚肉など
もち米・かぼちゃ・栗・鶏肉・牛肉・鯛・ぶりなど
こうやってみると、子供が食べそうなものが多くないですか?
結局、子供が食べやすい食材を、無理なく食べさせればいいんですよねー。
写真のように、鶏肉といんげん入りの肉じゃがに、白ごはんの組み合わせでもいいですよね。
夏の暑い日は体の熱を冷ますものを多めに使いますが、基本的には平性と温性で組み合わせるといいと思います。
よく噛んで食べる習慣を
一番最初に消化が始まるのは「お口」だという方もいらっしゃいます。
噛むことで口から消化酵素も出てきますし、小さく噛み砕けば胃腸の負担も減らせます。
噛むことは、いつでもどこでもできる養生法!
習慣づけてあげたいですよね。
ただ、噛むクセがついていないと、飲むように食べてしまいますよね。笑
歯応えがあるものだと噛めないし、だからといって柔らかいものばかりだと噛むクセがつきません。
そこでおすすめが「もしもしかめさん」作戦です。笑
せかいのうちで おまえほど
あゆみののろい ものはない〜
どうしてそんなに のろいのか〜♪
この歌に合わせて噛むと、なんと31回噛めるんです!
「もしもしかめさんって歌知ってる?あの歌に合わせてモグモグしたらいっぱい噛めるんだよー!」と教えたら、喜んで噛んでくれましたよ。
「よく噛んで食べなさい!」と言ってもなかなかいうことを聞きませんよね。
どうやったらやってみたいと思えるか、楽しく食事するママのアイデアが必要かもしれませんね!
まとめ:小さなことから、お腹に優しい食事作りを習慣づけよう!
ということで、当たり前のようでなかなかできていないことも多いですよね。
お腹にやさしい、温かい料理を中心にして、楽しく食事ができるといいですね。
私も改めて、自分の食事を見直しています。
子供たちにとって負担のない食事、がんばります!
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