【胃腸の弱り】「食べるより食べない選択」が、改善への早道!?

学べる!薬膳コラム

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

薬膳は「食べて治療する」イメージがあるけど、そこで大事になるのが胃腸!!
胃腸が食べたものを消化吸収してはじめて、食事に価値が出るのです。

 

ということは…?
食事でケアする薬膳は、「胃腸」が元気であることが大前提!!

 

もちろん、食材には「健脾(けんぴ)」という胃腸を元気にする食材もあります。
こういった食材を食べて、お腹を健康に保つことも大切です。
でもね、それだけじゃなかなか改善しないのが現代人でございます…笑

 

本当に本当に「胃腸を元気に」するために、私たちには何が必要なのか?
今回は「食べるより食べない選択を」というテーマでお話しします!

 

「胃腸が弱い」ってどういう状態?

検査で何も異常がなくても、中医学では「胃腸が弱ってる」と判断することがよくあります。
詳しくはこちら↓の記事で書いてるので、胃腸の元気度をチェックしてみてくださいね。

 

【意外】「胃腸が弱い」はどういう状態?検査結果では異常なし!
こんにちは! 薬膳ライフアドバイザーのchikaです。 中医学(薬膳)では、「胃腸はとても大事だよ〜!!!」といわれます。 なぜなら、胃腸は食べたものを体の栄養にするところだから。 いくらいいものを食べても、胃腸が弱っていたら意...

 

ものすご〜く簡単にいうと、お腹や食欲など消化系に関わるところに違和感があれば、それは「胃腸の弱り」を疑います。
胃もたれ、食欲不振、便秘、下痢、吐き気、食後のお腹の張りなどなど…。

 

あなたの体調がなかなか改善されないなら、まずは胃腸の弱りを疑ってみるべし。
いや、胃腸の改善が、最優先です!!

 

 

胃腸が苦手なものってなんだろう?

消化系全般を、中医学では「脾(ひ)」といいます。

 

脾が苦手なものは、こういうものです↓

甘いもの、脂っこいもの、味の濃いもの、冷たいもの

 

いかがですか?
日本人は、冷たいものが大好きですよね。

 

アイスにビール、お刺身に素麺。
外食すれば、氷の入ったお水が必ず出てきます。

 

それに、洋食文化が根付いてからは、味の濃いものや脂っこいものも、当たり前のように食べるようになりました。
甘いものだって、手軽に食べられる時代です。

 

気づけば私たちは、胃腸を痛めるつけるようなことばっかりやっちゃってるのです!!
この事実を無視して、「食事で健康に…♪」なんて到底無理な話!!

 

まずはこの現実を、よ〜〜〜〜く直視しましょう。笑

 

 

極端に食べ飲みしているものはありませんか?

あなたが好んで食べているもの、無意識にいつも口にしてしまうものはありませんか?
例えば、以下のような行為。

 

例1:三食しっかり食べて、おやつまで食べちゃう

「三食しっかり食べる」というのが、どうしても根づいている人も多いと思います。
ただそれは、消化吸収できれいればの話。

 

「あぁ〜!!!お腹すいた〜!!ペコペコだ〜!」と空腹感を感じるのが、胃腸にとってはいいことなのです。
なぜなら胃腸は、空腹時にお休みし胃腸のお掃除もしているから。

 

ずっとずっと食べ物が入ってくる状況は、休みなく働かされるブラック企業状態。泣
「食べて健康に!」の前に「食べずに健康に!」をめざす方が、お腹は元気になるはずです。

 

 

例2:アイスを常備しちゃってる人

ちょっと考えてみてください。
この地球の歴史上で、そんっなに冷たいものを、毎日毎日口にしてきた人類がいたでしょうか?

 

冷蔵庫もない時代は、常温が当たり前。
ましてやアイスなんて、アイスなんて〜!!!

 

このたった数千年で、アイスに耐えられるほど胃腸は進化しておりません!笑
胃腸はぽかぽかの環境(約37℃)でよく働くといわれています。

 

アイスを食べたあとのお腹、消化のために必死に温めてますよね…頑張ってますよね…。
胃腸さん、かわいそうだと思いませんか〜泣

 

 

例3:辛いもの大好きさん

これまた極端に、辛いものが大好きな人がいますね。
キムチだったら発酵食品だし、体にいいでしょ♪な〜んて思ってたら要注意。

 

何事も過ぎれば毒になります。
辛いものは体を温める効果がありますが、度が過ぎるとそれは「体に熱をこもらせる」原因に。

 

お酒飲みながら、辛いもの食べて〜、揚げ物も食べて〜というのは、体に熱をこもらせ続けるようなものです。
胃に熱がこもると、食欲はヒートアップ!!

 

すぐにお腹が空いて、さらにどんどん食べてしまうのです。
これを、中医学の言葉で「胃熱」といいます。

 

胃熱についてはこちら↓

つい食べすぎちゃうなら、ガマンするより体に合ったものを食べよう
口臭がひどい、ついつい食べすぎる、そんなあなたは「胃に熱がこもっている」かも!? 辛いものが好き、冷たいものをたくさん飲む、ストレスたまりまくり!そんなあなたは、体の中から整えていくのが大切かも。薬膳の視点から解決法をお伝えします!

 

辛いものの食べ過ぎもまた、胃腸を弱らせてしまう原因なんですね。

 

 

そもそもあなたは、なぜそれを食べたくなる?

ただし、ここで「体に悪いからガマンしよう」という根性論は、いい解決方法ではありません。
食べてしまう(飲んでしまう)原因が、絶対にどこかにあるからです。

 

例えば、体の不足状態。
マグネシウムが不足していると、チョコを食べたくなるとか…。
体が疲れていると甘いものを欲したり、ストレスがたまると発散するように辛いものを欲する人もいるはずです。

 

あなたはそれを食べることで、体をいい状態に変化させようとしているのです。
そこに気づいてあげることがすっごく大事!

 

 

最後にちょっとしたワークをご用意します。
よかったらこれをやってみて、自分が本当は何を求めているのか、体はどんな不調を訴えているのか考えてみてください。

 

・あなたはいつそれを食べたくなりますか?

・それを食べると、どんな「いいこと」が待っていると思いますか?
(リラックスする、疲れがとれる、楽しい気分になる、など)

・その「いいこと」は本当に起こっていますか?
一時的なものではないですか?

・その「いいこと」をゲットするために、別の行動に置き換えられませんか?
(外を散歩する、睡眠をとる、おやつではなく食事をとる、など)

 
ということで、「食べるより食べる選択」で、胃腸を元気にするお話でした〜!
何か参考になると嬉しいです♪
 

 

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