【薬膳的考察】食事の最初にサラダを食べるのはアリか?なしか?

学べる!薬膳コラム

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薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

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さて、本題へ。
食事の時、あなたは何から食べ始めますか?
もしかして、必ずサラダから食べていますか?

 

「野菜から食べると太らない」とか「サラダは健康に良さそう」というイメージから、毎日のようにサラダを食べている人、最初に口をつける人が多いんじゃないかな〜と予想しています。

 

ただ、中医学的にみると、「サラダから食べるのはNGでは?」というのが私の考えです。
その理由を深掘りして、どんな食事がいいのか考えてみようと思います。

 

 

サラダは胃腸を冷やす

冷蔵庫から出したばかりの生野菜は、とても冷えていますよね。
胃腸(脾)は、冷たいものがすごく苦手です。
いきなり冷えたサラダが口に入ると、胃腸は弱ってしまうはず。

 

ましてや、消化しづらい生野菜。
まだ胃腸が働いてない朝イチに食べてしまったら、胃腸さんはびっくりしちゃうかもしれません。

 

日本は海に囲まれているため湿度が高く、そのせいで胃腸が弱いのです。
乾燥した地域に住んでいる体格のいい欧米人とは、そもそも胃腸の強さが違うはずです。
(中医学で脾と呼ばれる消化系の臓腑は、湿が苦手です)

 

日本人には日本人に合った食事があると、私は思っています。

 

日本にはお味噌汁があるじゃないか!!

そこで思い浮かぶのが、お味噌汁とごはん。
日本人が昔から食べてきたものです。
長く食べられてきたのには、やっぱり理由があるのかな〜と思うんですよね。

 

お味噌汁を食べるとほっとする感覚がありますが、それって体が喜んでるってことなのかな〜と。
胃腸が弱い日本人だからこそ、朝イチはお腹を温めてくれるお味噌汁が合っているのかもしれません。

 

実際、胃腸の消化酵素は、37℃くらいの環境でよく働くそうです。
冷たいサラダとお味噌汁、どっちが胃腸にとって良い環境を作れるでしょうか?
間違いなくお味噌汁ですよね。

 

それに加えて日本人は、漬物や納豆のように発酵食品を多く食べてきました。
発酵することで、より消化しやすい形に変化しています。
生野菜よりも発酵された食材の方が、胃腸が弱い日本人にはぴったりだったのかもしれません。

 

温かいものから食べ始めよう

ということで、私の結論。
食事の最初に口にしたいのは、サラダではなく温かいものです!
野菜をくたくたに煮込んだスープでもいいし、温かい飲み物でもいいと思います。

 

冷たいサラダの前に、胃腸をほっとさせてあげましょ〜!
ということで、今回は以上です!

 

それでは!

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