保存版!『食材の寒熱』をまとめました【きのこ・海藻・豆】

食材の寒熱 四性 学べる!薬膳コラム

こんにちは!薬膳ライフアドバイザーchikaです。

「中医薬膳師」「管理栄養士」の資格をもつ筆者が
薬膳に興味がある方に向けて、薬膳や中医学を学べる情報を発信しています。

  

 

先日から、食材の寒熱をご紹介しています。 

一覧にまとまったものがあるといいなと思い、作り始めました。 

自分で作るとかなり大変だと思うので、よかったら参考にしてくださいね。 

 

今回は、【きのこ・海藻・豆類】です。 

 

ちなみに、「まごわやさしい」という言葉をご存知ですか? 

日本人が食べたい食材の頭文字です。

 

「ま」は豆、「わ」はわかめ(海藻)、「し」はしいたけ(きのこ)

胃腸をいたわったり、余分な湿をとってくれたりと、

体を整える上でとても大切なものばかりです。 

 

しかし、意外にも食べていない方が多いです。

ぜひ、これを機に毎日の食卓に登場させてくださいね。 

 

寒性・涼性の食材  

海苔、昆布、緑豆、豆腐、ひじき、しめじ

 

平性の食材  

小豆、大豆、黒豆、ささげ、ひよこ豆、空豆、いんげん豆(微温)、枝豆、えんどう豆、豆乳、湯葉、しいたけ、ひらたけ、黒キクラゲ、白キクラゲ、エリンギ

 

温性・熱性の食材 

刀豆、納豆、舞茸  
 

薬膳の食材は、古くから中国で食べられてきたものが主になります。  

なので、あまり記録がない食材も多いようです。 

 

 

特に、きのこや海藻は少ない印象ですね。 

私が通っていた本草薬膳学院の教科書でも、あまり登場しませんでした。 

 

ということで、栄養学の話も交えながら、これらの食材の効能について考えてみたいと思います。  

 

きのこ

まずは、「きのこ」

 

薬膳でよく登場する食材は「干し椎茸」です。 

気を補う代表食材で、胃腸を養ってくれます。 

 

では、栄養学的にみるとどうでしょうか? 

一番の特徴は、食物繊維が豊富なことかもしれません。 

食物繊維といえば便通をよくするイメージがありますが、 

腸内環境を整える上でも、最近注目されています。 

 

腸内の善玉菌を増やして腸内環境をよくしたり、 

短鎖脂肪酸を作り出しアレルギーを抑える効果もあるのです。  

特に、βグルカンという食物繊維は、免疫機能を高めがんを抑制する効果があるといわれています。

 

また、きのこはビタミンDも豊富です。 

カルシウムの吸収を助け、骨の生成には欠かせないものだといわれていますが、 

近年は免疫力とも深い関わりがあることがわかってきています。

 

中医学でいう免疫力は、「気」のチカラです。 

衛気(えき)という気が、体を守ってくれています。 

 

このような内容から、他のきのこ類も、干し椎茸と同様に

胃腸を整えたり、気を補う力があると考えられますよね。 

また、干し椎茸が平性であることから、他のきのこも強く温めたり冷やしたりすることはないと思っています。 

(あくまで私の考えです)  

 

海藻

次に海藻のお話。 

海藻は塩辛い味「鹹味(かんみ)」に属します。  

 

鹹味の食材は、 

塊をやわらかくして取り除いたり(軟堅、散結)、 

便通をよくする(瀉下)効果があります。   

 

 

薬膳の基本的な考え方に「補・瀉・調」というものがありますが、 

鹹味は悪いものを追い出す「瀉」の役割が近いです。

そのため、体を冷やすものが多いのだと思います。  

 

「補・瀉・調」についてはこちら  

 

 

海藻も、きのこと同様に食物繊維のイメージがありますが、 

きのこと違うのは水溶性の食物繊維であること。 

 

不溶性の食物繊維は、便のかさを増やして便通をととのえる力がありますが、 

水溶性の食物繊維は、腸内のコレステロールを吸着して便として排出する効果があります。 

 

つまり、便通をよくしたり、 

コレステロールを減らして動脈硬化や心筋梗塞など 

血管が詰まって引きおこる病気を予防しています。 

 

まさに、薬膳の瀉下や軟堅、散結という効能につながるなぁと思います。

 

 

ということで、薬膳の効能がない食材も、 

このような食材の傾向をつかむと 

この食材はこんな効能があるんじゃないかな?と予想ができます。 

 

新しい食材もどんどん出てきますが、自分なりに考えて使うと 

バランスよく食べられると思います。 

 

長くなりましたが、よかったら参考にしてください。 

 

≪参考文献≫ 
・薬膳素材辞典(源草社)
・東方栄養新書(メディカルユーコン)
・現代の食卓に活かす 「食物性味表」(日本中医食療学会)   
・食品力を120%活用する 食べもの効果効能事典(主婦の友社) 
・新しい栄養学と食のきほん事典(西東社) 
・土と内臓 微生物がつくる世界(築地書館)
・腸もれリーキーガット解消法(日貿出版社) 
 

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