こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
知っていますか?
日本の社会人の平均勉強時間。
なんと6分だそうです…。
(平成28年社会生活基本調査より)
こんなんで、「子供たちに勉強しなさい」と言えるでしょうか…?
子供たちに大切なことを教えられるでしょうか?
最近『はじめてのエシカル』という本を読みました。
読みながら「なぜこんなに大切なことを知らなかったんだろう」と悔しくなりました。
知らなければ、子供たちに伝えることもできない。
考えて行動することもできない。
正しい選択が何かすらわからない。
「大人こそ、学び続けないといけないな」と心の底から思いました。
でも今知れてよかった。
プラスチック問題を知って、行動を変えれたように。
今からいくらでも学び、行動していくことができるはず。
これからまた学び続けていこうと思います。
タイトルにある言葉は、『はじめてのエシカル』からの引用です。
すべては「知る」ことから始まる。知ることは未来を作る大きな力になる
「エシカルってなに?」と思った人も多いはず。
この本を読んで知ったこと、感じたことをぜひ伝えたいと思い、ブログでまとめることにしました。
うまく書けるかわかりませんが、読んでいただけると嬉しいです。
服を安くで買える理由
日本では、驚くほど安い値段で服が買えるようになりました。
500円の子供服だって売ってあります。
その価格で作れる理由を、ご存知でしょうか?
ファストファッションが作られている中国や東南アジアの工場は、スウェットショップと呼ばれています。
スウェットとは、「汗水たらして働く」とか「搾取する」という意味で、日本語ではスウェットショップは「搾取工場」と訳されるそうです。
え、搾取…!?
そう。まさに、その工場は「汗まみれ」で働く労働者がいます。
夏の暑い季節に、機械の発する熱でさらに高温となり、作業着も着ていられず失神する人もいるそうです。
1日11時間働き、休みはほとんどなく、ずさんな化学薬品の管理で皮膚がただれたり、頭痛や体調不良など健康被害も多数。
欠勤すればたちまち職を失うため、休むわけにもいきません。
それでも賃金は悲しいほどに安い。
倒壊しそうな危険なビルに閉じ込められて働く女性たち。
ついにビルは倒壊し、たくさんの人が犠牲になった事例もあります。
私たちが安くで服を手に入れる代わりに、誰かが苦しい思いをしている…。
この本には、目を背けたくなるような世界の現実がたくさん書かれてありました。
だけど、そこから目を背けてはいけない。
ちゃんと知ることがスタートだと思いました。
エシカルライフとは、誰も傷つけず、みんなが笑顔でいられる暮らし方
エシカルとは、もともと「倫理的な」「道徳的な」という意味があります。
簡単にいえば、「人や社会や環境に配慮した行動をしよう」ということになりますね。
この本では、「五方よし」が理想だよね、と表現されています。
三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)という言葉に、「作り手よし」「未来よし」の2つを加えた表現です。
買い手や売り手だけでなく、作り手も満足して、環境にも配慮して地球も守れるような行動をしていこう。
それが、エシカルの考え方です。
2015年に採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、まさにエシカルな考え方に沿った目標ですね。
エシカルライフを広めたいなら、エシカルなグッズをプレゼントしよう!
フェアトレードの商品や、オーガニックな商品は、作り手や環境を考えて作られていることが多いです。
誰かにあげるプレゼントをエシカルものにすることで、誰も傷つけない買い物ができますよね。
その上で、相手にももしかすると「エシカル」の考え方を伝えられるかもしれません。
この本にその方法やおすすめのショップが書かれてあったので、早速利用することにしました。
主人が入院していたので、ちょうど快気祝いを選ぶところだったんです。
そこで、義理のお母さんや妹さんに「フェアトレードの商品」や「有機栽培の商品」を買うことにしました。
こういう商品はパッケージも素敵なので、プレゼントにも最適ですね!!
コーヒーの包み紙には、どこでどんな風につくられているか、フェアトレードのことなどが書かれてあります。
相手にどこまで響くかはわかりませんが、少しでも相手の心に引っかかると嬉しいなぁと思います。
最後に、この本の言葉を引用して終わります。
誰かを巻き込むこと、また企業に意見することは少しハードルが高いかもしれません。
そうであれば、まずはたった一人に、あなたの思いを伝えるだけでもいいのです。あなたの大好きな人、エシカルについて伝えたいなと思う人に、この本で読んだこと、あなたが感じたことをぜひ話してみてください。
(中略)
相手が共感してくれたらとてもうれしいし、そこから新たなアクションにつながる可能性が生まれます。もし「ふーん。そうなんだ…」と気のない返事が返ってきたり、「でも、それって私たちが考えても仕方がないんじゃない」と反論されたりしてもいいのです。
相手の記憶にはかならずあなたから聞いた話や、あなたの思いが残ります。その時はピンと来なくても、いつか何かのきっかけであなたの話がよみがえり、変化のきっかけになるかもしれません。
過去の私にも、こういうことがたくさんあります。
「それって、仕方ないじゃん…」「そこまで考えなくてもいいんじゃない?」なんて思うこともありました。
でも、誰かの行動や言動が引っかかって今に繋がっていると思うのです。
だから、私のこんな発信も、誰かの引っ掛かりになれば嬉しいです。
自分の想いを表現するって難しいですね。
事実をまとめたような、長文になっちゃいました…。
でも私はこの本を読んでものすごく響きました。
言葉ではうまく伝えられないけど、行動はできる!
これからもっと学び、行動していきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!
よかったら、この本も読んでみてくださいね。
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