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さて本題へ。
今日は「サステナブル」な話題です。
私がずっと気になっていた「紙」のこと。
「紙ってエコなの？」という素朴な疑問を解決すべく、いろいろと調べてみました。
というのも、最近プラスチックをできるだけ避けるようになったのですが、代わりに増えてきたのが「紙製」の商品です。
例えば、こめ油も最近は紙製のものを買っています。
「プラスチックよりはいいだろう」とは思いつつ、プラスチック製品の多くが紙製に移行したら、ちゃんと森林は保護できるのだろうか？とか、紙をリサイクルするのって本当に環境にいいのだろうか？いろいろ気になっていました。
ってことで今回は、「紙と環境」をテーマにお話してみます！！
プラスチックvs紙 CO2排出はどちらが多い？
まずは、プラスチック製品と紙製品の、CO2排出量を比べてみましょう。
それには、下の記事が参考になりました。
クリアファイルと紙ファイル、どちらがCO2削減になるかさまざまなデータを使い調べてくれています。
資源の採取・輸入・加工など製造にかかるCO2と、廃棄する際にかかるCO2を計算してあります。
プラスチックの場合はサーマルリサイクル（熱回収）、つまり燃やした時に出るCO2を計算。
紙の場合はリサイクルにかかるCO2を計算してあります。
結果、ポリプロピレンのクリアファイルの方が紙ファイルより約３.５倍のCO２を排出していることになるそうです。
紙を燃やすのとリサイクルするの、どっちのCO2排出が少ないの？
上の調査からちょっと疑問がわいてきました。
「紙を焼却処分したらどうなるの？」
その答えは「日本紙パック 環境情報誌」が参考になります。
紙パックを処分した場合とリサイクルした場合のCO2排出量を比べていました。
1000mlの紙パック１枚を廃棄した場合、収集から処分までに約38.1gのCO２を排出。
一方、同じ紙パックをリサイクルすると収集や製造に使われるCO2は約14.7gだそう。
つまり、リサイクルした方がCO2の排出を23.4g削減できるのです。
これらのことを合わせて考えてみると（単純に比べたらダメかもしれませんが…比率を見てみました）
プラスチック ➡︎ 紙の焼却処分 ➡︎ 紙のリサイクル
の順でCO2排出はプラスチックが一番多く、紙のリサイクルが一番少ないことが見えてきました。
まとめ：プラスチックより紙製の方がCO2排出は少ない！
ということで、長くなりそうなので今回はここまで！
プラスチックを使うより紙製の方がCO2排出は少ないことがわかりました。
しかも、そもそも紙の原料である木材がCO2を吸収する働きがあるので、それを考えても紙が優勢かと。
プラスチックにはCO2排出だけでなく、海洋プラスチックやマイクロプラスチックなど他にもさまざまな問題があります。
ここまでの結論で、「やっぱりプラスチックより紙製を使いたい」と思えるようになりました。
まだまだ気になることはあるので、その②も書けたらなと思っています。
それでは〜！
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