【食材】エビの薬膳的効能は?エビで元気なおばあちゃんになろう!

学べる!薬膳コラム

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

「食材」の効能シリーズ、今回のテーマは海老です!
めでたい食材として、お祝いの席ではよく登場しますよね!
おせちにも、海老は長寿の願いをこめて詰められています。

 

実は実は、この長寿というのも半ば間違いじゃないというか、薬膳的にも元気に長生きするためにとってもおすすめな食材なんです。
理由は、効能をみてみるとわかるかも?
特に冬はおすすめなので、冬は常備することが多いです。
早速チェックしてみましょ〜!

 

エビの薬膳的な効能は?

《エビの性味》
五性:温
五味:甘・鹹
帰経:肝・腎・脾
《エビの薬膳的な効能》
・腎を丈夫にする
・元気をつけ、精力を高める
・体を温め、食欲を増進する
・母乳の出をよくする
・毒を排出し、皮膚の化膿症を治療する

 

ポイントを絞って、もう少し詳しくみていきましょ〜!

 

エビは腎を温め、パワーをつける!!

エビは体を温める、代表的な食材です。
その中でも特徴的なのは、「腎」という臓腑を温めるところ。

 

腎は、体の根本的な元気を作っているとても大事な場所です。
子供の成長に関わったり、生殖機能を正常に働かせるなど、発育や発達に欠かせない臓腑。
また、骨を作ったり、耳の聞こえを保ったり、排尿などとも関わるため、腎が弱ると「老化」が一気に進むのです。

 

ちなみに、腎には「腎陰」と「腎陽」がありますが、「腎陽」は体を温める根源です。

 

例えば、車はエンジンをかけてもしっかり温めないとうまく走れませんよね。
冷えてますよーみたいなサインが出るでしょ?笑

 

人間も同じ。
根本からしっかり温まらないと、体が機能しないんです。

 

つまり、腎陽が冷えるということは、全身の機能がどんどん低下することにつながります。
特に、腎の特徴から、頻尿や夜尿、不妊や発育不全などが起きやすくなります。

 

体のパワー源ともいえる「腎陽」、ここを温めてくれるのがエビなのです!!
腎陽を温める食材は本当に少なくて、エビ、クルミ、なまこ、ぐらいしかありません。笑
だから、エビはとっても貴重なのです。笑

 

エビの殻にも栄養が!?

エビの殻には、血行をよくする効果があると言われています。
栄養面でいうと、キチン・キトサン、タウリンやカルシウムなどが豊富なんだとか。

 

殻もお出汁に使ったりなど、殻ごと使うお料理も時々作ってみるといいかもです。

 

熱がこもりやすい人は、食べ過ぎ注意

元気をつけ体を温める作用があるエビですが、逆にいうと余分な熱がこもりやすいです。
なので、体質的に食べ過ぎない人もいるので気をつけてください。

 

例えば、肝に熱がこもりやすい人(顔が赤い、怒りっぽい、イライラしやすい、頭や目が張るように痛むなど)や、陰虚の症状がある人(のぼせ、ほてり、寝汗など)、痰湿タイプで体に余分なものをため込みやすい人(むくみなど)は、体に熱がこもるとつらくなるので食べすぎないようにしてくださいね。

 

 

エビを手軽に食べるアイデア

エビというと、一匹で食べるようなエビをイメージするかと思いますが、桜エビなど小さいエビもOKです。
ふりかけにすれば、毎日でも食べられそうですよね。

 

元気をつけたい人、冷えや老化が気になる人は、エビさん食べてくださいね〜。
それでは!!

 

 

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