【食材の勘違い】生姜をいっぱい食べても体は温まらないの?

学べる!薬膳コラム

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

寒い冬。
体を温める食材といえば、「生姜」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

 

でも、ちょっと待って!
その使い方、逆に体を冷やすことだってありえます。

 

生姜の効能をきちんと理解しないと、間違った食べ方をしてしまうかも。
今回は、「生姜の効能と食べ方の注意点」をお話しようと思います。

 

生の生姜は汗をかかせる食材

生の生姜は、カゼの初期症状におすすめの食材です。
寒気がする、鼻水くしゃみが出るなど、「あれ、カゼかな?」というときにたっぷりといただくのがコツです。

 

で、カゼの初期に食べると何が起こるかというと、体表を温めることで汗がじんわりと出てくるんです。
汗をかくことで、体に入った悪い奴を追い出すようなイメージです。
汗をしっかりかくと体がスッキリするから、本当に不思議なんですよねぇ。

 

そう。カゼの初期だったら、汗をかいて治すのでOKです。
でも、それ以外の時だったら?

 

そもそも寒い時に汗かきたいですか?
汗をかくことで逆に体が冷えるかもしれないし、潤いを消耗することだってありえます。
実際、食材辞典には「心気を損なうので食べすぎてはならない」と書かれてあります。

 

すりおろした生姜や、さっと加熱しただけのものは、「生」と考えます。
適量なら問題ありませんが、使いすぎには注意してくださいね。

 

乾燥した生姜は内臓を温める

干した生姜を、薬膳では「乾姜(かんきょう)」と呼びます。
乾姜にすると、内臓をしっかり温める効果が強くなります。

 

体をじんわりと温めるので、胃腸の弱い人や慢性的な冷えに悩む人におすすめなんです。

 

乾姜は自分で作ることもできます。
皮付きのまま薄切りにして干したり、レンジでも作れるそうですよ。
(私は作ったことないけど…)

 

私はスパイスコーナーに売ってある「ジンジャー」を常備してます。
乾燥してるから、乾姜と考えていいかなと思ってます。

 

そのほか、しっかりと加熱することで、生の生姜の効能(発散作用)を弱めることができます。
例えば生姜と砂糖をシロップに入れて常備しておくのもいいですね。

 

乾姜は胃腸や肺に効くので、冷えて下痢をしやすい人や、冬になると咳や喘息が出る人にもおすすめです。
また血行をよくするので、「瘀血」タイプの生理痛や生理不順にもいいですよ。

 

「冷えタイプ」に使うなら、生の生姜より干した生姜がおすすめってことですね!!

 

ほてりやのぼせ、寝汗など「陰虚」の体質の人は使いすぎ注意

「陰虚」は潤いが不足した体質です。
潤いが不足したせいで、午後になるとほてりやのぼせ、寝汗など、熱っぽい症状が増えてきます。

 

このタイプは、生姜や乾姜の使いすぎはNGです。
自分はこのタイプかな?と思ったら、生姜で体を温めるのは控えましょう。
(料理に適量使うのは大丈夫です)

 

生姜の特徴や自分の体質を知って、きちんと使っていきたいですね!
ということで「生姜の効能」のお話でした〜!

 

それでは!

 

 

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