こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
サステナブルな商品を選ぼうと思ったときに、気になるのは判断基準ですよね。
環境問題を考えCO2排出が少ないものを選ぶのか、プラスチックフリーを目指すのか、動物福祉を考え動物性のものを避けるのか、生産している労働者のことを考え公正な取引をしているものを探すのか、あるいは何かしら認証マークのあるものを選ぶのか。
おそらく何も正解はないし、自分でその時考えたこと、できることの範囲で選んでいくしかないのだと思います。
しかも、こういう風に選択していくときは、ある程度の知識も必要になります。
環境にいいものを選ぼうと思っても、ベストな選択が見つからず、あぁどうするよ〜!!と悩むことも多々。
そんな時に基準にしているのが、「国産かどうか」という簡単な指標です。
野菜なんかは「近くで(私の場合は九州など)で採れたかどうか」と、もっと近距離で考えることもあります。
今回は、「輸入大国である日本の現状や、国産がいい理由」を紹介しようと思います。
日本は世界一の農産物輸入国
ご存知でしたか?
日本はどこの国よりも、農産物の輸入が多い国なのです。
フード・マイレージという指標、聞いたことがありませんか?
これは、食料の輸送量に輸送距離を乗じたもので、「生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が輸送に伴う環境への負荷が少ないであろう」と考えて作られた指標です。
この数値がやばいのです…!
日本のフードマイレージは、約900,000百万t・㎞。
数字を聞いてもピンとこないかもしれませんが、2位の韓国ではおよそ3分の1。
下位の国との差がすごいのですよ…。
それだけ輸入に頼り、自給率を下げ、環境への負荷をかけているにもかかわらず、当の本人たち(もちろん私も含めて)はそれを気にしていないのが現状かなぁと思います。
生産地が近ければ近いほど、輸送に使うCO2が少ない
国産がいい理由は、すごくシンプルです。
海外からものを運んでくるより、国内のものを購入する方が、輸送に伴うCO2の排出など環境負荷が少ないからです。
その他、国産のものを購入することは、日本の農家さんを支えることになります。
海外から輸入したものの中には、森林をどんどん伐採して栽培しているものや、栽培量が増えても不公正な商慣行によって農家は変わらず貧困状態にあることも。
そのため、迷った時は「国産を選ぶ」のがおすすめなのです。
意外と多い、海外のもの
とは言っても、野菜は全部国産を買ってるよ〜という人も多いと思います。
しかし、案外見えていないところで、輸入品に頼っていることが多いのです。
一つは油。
実は、私たちが使っている油のほとんどは、海外由来のものです。
例えばパーム油。
パーム油?そんなの買ったことないよ〜と思うかもしれませんが、実はスーパーで販売されている商品の50%にパーム油が使われているそうです。
食品だけでなく、化粧品や生活用品など、さまざまな場面で使われていますが、「パーム油」と記載されていることはほぼないので気づきにくい部分です。
もう一つは大豆製品。
大豆の加工品といえば、日本にはたくさんありますよね。
醤油、味噌、豆腐、納豆…。
日本独自のものなのに、使用している大豆の多くは海外のものです。
古い数値にはなりますが、2005 年(平成 17 年)の、日本国内の大豆消費量は年間約 434 万トンです。
しかし、このうち国産大豆はたったの約 22 万トン。
ほとんどの大豆を輸入していることになります。
見えないところで、輸入品に頼りまくっている日本。
少し現実が見えてきたでしょうか?
最近選んだ、国産のもの
ということで、最近選んだのは、国産の大豆からできた納豆や、唯一の国産(?)であるこめ油です。
油は紙製のものも増えてきたので、プラスチックを避けることもできました。
迷った時は、国産を選ぶ。
ぜひ、買い物をするときの参考にしてみてください。
\近日募集予定の講座/
◆冬の薬膳マスター(単発)
10月3日から募集開始
(9月26日から公式LINEにてお得な先行販売行います!)
\LINEでレシピプレゼント中!!/
薬膳コラムやレッスンのお得情報など、
公式LINEでしか得られない情報を配信しています!!
登録はこちらより
こっそりメルマガ始めました!笑
『\家族のごはんを作る人が知っておきたい/正しい食のコト』
女性はいろんなステージで「食と健康」を意識するようになります。
しかし、何から学べばいいのか、どこで情報を得ればいいかわからないものです。
ここでは、「1分で読めるコラム」をステップメール式に毎朝5時にお届けします!
365日、毎日お届け予定です!!
➡︎登録はこちらより
コメント