おはようございます。
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
先週は久しぶりに２日間ブログをお休みしました。
予想はしていましたが、ワクチン接種して38度台の高熱が出ました。
なんとも言えないだるさが続いていたものの、ある時スイッチが切り替わったかのようにいつもの調子に戻ったのでなんとも不思議でした。
これがカゼとの違いなんですね。
とりあえず無事に終わってホッとしています。
と、そんな報告は簡潔にして。
私がお客様によくおすすめする食材があるので、今日はそちらをご紹介します。
タイトルにもあるように「長芋」です！
嫌いじゃないけど、そんな買わないな〜って人がほとんどかも。
でも実は、毎日少しずつでも食べてほしい食材なんです。
「山薬（さんやく）」と呼ばれ、生薬としても使われているんですよ。
うちでは梅雨〜夏以外はほぼほぼ常備していて（その理由ものちほど）、高い確率でお味噌汁に入ります。
今日は「長芋（山芋）の薬膳的な効能」をお話します。
長芋（山芋）の薬膳的な効能は？
五性：平性
五味：甘
帰経：脾・肺・腎
・胃腸、肺、腎を元気にする
・体を潤す
・腎を養い、漏れ出ないようにする
薬膳の効能を書くときは、どうかいたらいいか悩みます。
効能はいろんな書き方があるし、たった一言にたくさんの意味が含まれているからです。
薬膳を知らない人からすると、これが意味不明に感じるんですよね…。笑
ってことで、ポイントになるところをいくつか解説していきますね〜。
脾・肺・腎を元気にする！！
なんといっても、脾・肺・腎の３つを元気にするのが特徴です。
この漢字を見ても何がいいのか分かりにくいと思いますが、簡単にジャンル分けすると
肺 ➡︎ 呼吸器系（お肌・大腸なども関係）
腎 ➡︎ 生命力を司る場所（発育・生殖機能・尿に関わる）
という感じです。
この臓腑たちにどんな役割があるか知ってると、長芋のすごさがわかってくるんですよね。
簡単に噛み砕いていくつか例を話すと、こんな↓効能が期待できます。
・肺を元気にして、咳や喘息を止めたり、お肌を潤したりする！
・腎を元気にして、生殖機能を高めたり、発育の助けになったり、おりものや尿など漏れ出るのを防ぐ！
長芋（山芋）は体を潤す性質がある
長芋は体を潤す作用があるので、乾燥しやすい時期は特におすすめです。
逆にいえば潤しすぎるところがあるので、体に余分な水分がたまりやすい人は食べすぎないほうがいいんですね。
例えば、むくみやすい人とか、食後にお腹が張りやすい人は要注意。
梅雨の時期も湿度が高く、体に水分（湿）をため込みやすいので気をつけたほうがいいです。
ただし、毎日少しずつ食べることで体を元気にするとも言われている食材です。
だから私は梅雨の時期（湿度が高い時期）を避けて、それ以外はいつも食べているというわけです。
まとめ：長芋は習慣的に食べたい食材だった！
薬膳を学ぶまで、長芋はわざわざ買わない食材でした。
でも効能を知ってしまうと、食べないのはもったいないなぁと思うように。
ちょっとぬるぬるするため、切るのが面倒に感じてしまいますが、習慣にしてしまえば本当に慣れます。
使い道も実はすごくいろいろあるので、動画でもいろんなレシピをご紹介していけたらと思います。
まずはお味噌汁から使ってみてください！ホクホクして美味しいですよ〜。
ぜひ今の時期から食べ始めて、この一年を元気に乗り越えましょ〜！
それでは！
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