こんにちは！
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
コンポスト【キエーロ】を使い始めて2ヶ月が経ちました。
キエーロとは、土に生ゴミを入れたらすっかり消える！？と話題のコンポストです。笑
土の量が増えない、臭いが気にならない、虫が湧きにくいなど、初心者でもとても使いやすいのがいいところです。
「コンポスト始めてよかったな〜」と思うどころか、むしろないと困るくらいの存在になってます。
以前、【体験談】として私がどうやって作ったか、使い心地などをお話ししています。
キエーロを知らない方や、使い心地について知りたい方は下の記事をご覧ください。
では、そもそもなぜコンポストを始めたのか？
理由は「環境負荷を減らすため」です。
しかも、この問題に関しては、自分がやればやるだけ確実に環境に貢献できるのが嬉しいところ。
例えば、プラスチックフリーやゼロウェイストは、私がやったところでモノはもう作られているという事実があります。
いくらプラスチック包装をできるだけ避けても、お店にはもうプラスチック商品が並んでしまっていますよね。
だから、「私が削減したところで、果たして意味があるのだろうか…？」と途方に暮れることがあります。
（それでも私は続けますが）
でも生ゴミに関しては、減らせば減らすだけ、確実に環境汚染を減らせるんです。
と聞くと、ちょっとやる気になりません？笑
今日は、「生ゴミと環境問題」について知っておきたいことをまとめてみます。
よかったら読み進めてみてください！！
燃えるゴミの4割が生ゴミ
家庭から出る燃えるゴミのうち、「生ゴミ」は約4割を占めています。
そんなに生ゴミが占めているのかと、とても驚きますよね。
実際、生ゴミをコンポストに入れるようになって、うちでは燃えるゴミが激減。
週2回出していた燃えるゴミが、週に１回になりました。
ちなみに生ゴミの約2割が、食べ残しや未開封のものなどの食品ロスという調査もあります。
食料廃棄が多いと言われている日本、こういうロスもまた問題ですね。
生ゴミを燃やすと、焼却効率が悪くなる
なんだか数字ばかりで申し訳ないですが（笑）、生ゴミの80％は水分だと言われています。
つまり、生ゴミを燃やすのは、水分を燃やしているようなものなのです。
実はこの水分が問題。
焼却炉の温度を下げることになり、焼却効率が悪くなってしまうのです。
また、水分は「重さ」にもつながります。
言ってしまえばただの水分を、運搬車が一生懸命運んでいることに…。
これも運搬効率の悪さにつながります。
生ゴミをコンポスト処理すると、CO2排出量が99％も削減！？
生ゴミを1トン処理するのに、なんと約2,000kgのCO2が排出されるそう。
これは、運搬や焼却に使う燃料からのCO2と、生ごみを燃やすことで出るCO2を合わせた数字です。
一方で、コンポストなどで土に返した場合、生ゴミ1トンのCO2の発生量は18kg！！
CO2の排出量が100分の1以下に減らせてしまうのです。
いかに、生ゴミの焼却が環境負荷をかけているかが分かりますね。
生ゴミ削減は、いきなりコンポストじゃなくてもOK！できることから始めよう。
ということで、生ゴミが環境に与える影響、わかっていただけたでしょうか？
コンポストがハードルが高い、という人も生ゴミを減らすことから始めてみませんか？
・捨てるところを減らす（皮まで使うなど）
・食品ロスを減らす（食べ切る、使い切るか不安なものは買わないなど）
などなど
一つずつでもみんなが実践すれば、大きな力になります！
ぜひ一緒に、生ゴミ削減やってみましょ〜！
それでは！！
《参考記事》
生ごみの水切りをしましょう！～水を切るだけで環境にやさしい生活へ～（富士見市）
標準生ごみ 1 トンを焼却した場合の CO2 排出量 （NPO 法人 生ごみリサイクル全国ネットワーク）
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