こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
気づけば3月に入っていて、少しずつ景色も食卓も春らしくなってきたな〜と感じます。
そういえば、最近「酸味」を欲する日が増えてきませんでしたか?
私は、体が求めてるのか酸味デーが増えてきました。
でもね、「春の薬膳」では酸味はあまり摂りすぎないように〜!って言われるんです。
酸味が欲しくなるけど酸味はとったらダメなの?…どうしたらいいの〜!!と混乱しちゃいますよね。
ということで今回は、「酸味の役割と、春の酸味との付き合い方」についてお話ししていきます。
酸味の役割は、収斂・固渋・生津
まずは、酸味がどんなお仕事をしてるか知っておきましょ〜。
酸味の役割は、収斂(しゅうれん)・固渋(こじゅう)・生津(しょうしん)です。
「収斂」とは、収縮させて引き締めること。
「固渋」とは、引き締めて固めること。
この働きによって、止まらない汗、頻尿や下痢、慢性の出血などを止めることができるんです。
また、「生津」とは津液を生むことで、潤いを作る働きがあります。
なので、汗をかきすぎて潤いを失いがちな夏は、酸味をとることで潤いをキープできるわけです。
つまり、イメージで言うと、内へ内へぎゅ〜っととじこめる味なのですね!
わかりますか?イメージ大事ですよ!笑
春は発生の季節
では、春はどんな季節でしょうか?
もうここでも何度か書いていますが、春は「発生」の季節。
発散や発陳とかも言われますね。
周りの景色を見てください。
蕾がついてきたと思いませんか?花が咲き始めたと思いませんか?
木々が成長してきたと思いませんか?
そう、植物たちはぐんぐんと上へ成長していますよね!
私たちの体も同じく、陽気を発動させて外へ外へのびのびと発散させていくのです。
だからね、内へ向かう酸味は春の発散をジャマしちゃうから、とりすぎたらダメよ〜!!と言われるんです。
酸味が必要な人・控えた方がいい人
陽気を発散できる人、つまり体が丈夫で健康な人は、酸味をとっても問題ありません。
むしろ、陽気がのぼりすぎて“のぼせ”や“めまい”が出る人や、暑がりの人は多めにとってもOK。
怒りっぽい人も、陽気がカ〜っとのぼりやすいタイプなのでとった方がいいかもです。笑
逆に、冷え性の人や、陽気をうまく発散できない人は、控えた方がいいですね。
この時期に陽気を育てられないと、夏でも冷える体になってしまいます
とは言っても、春は急に酸っぱいものが食べたくなりますよね。
そういう時って、急に暖かくなってきたタイミングだったりします。
急な暖かさで上りすぎる陽気を、無意識に抑えようとしているのかもしれませんね。
なので、体質のことは深く考えず、食べたいなぁ〜と思った時は体に素直に従ってみるといいと思います。
頭でっかちになりすぎないこと!ですね^^
まとめ:「酸味」は体質に合わせて適宜とろう!
ということで、春の酸味はとりすぎはNG。
ただし、多少はやっぱり必要なもの。うまく使っていきたいですね!
では〜!!
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