こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
先日、友人から「子供の鼻カゼがひどくて…」と相談がありました。
今の時期、お子さんの鼻水で悩んでいる人が多いのでは??と思ったので、今回は
\冬の鼻カゼの対処法/
をお伝えしようと思います。
水のような鼻水がたくさん出ていませんか?
サラサラとした水のような鼻水が出ていませんか?
それは、中医学的には「体が冷えている」サイン!!
寒さにあたると悪化するので、まずは“体を冷やさないこと”が鉄則です。
症状が出てすぐに対処するのがカギ!!
症状が出てすぐに対処すると、すぐに治ることも多いです。
カゼの最初の頃の症状で、まだ邪気が浅いからです。
この時は、薬膳的にはネギや生姜、大葉などをたっぷり使ってあげるとOK!
お子さんには刺激が強いものが多いので、ネギや生姜をさっと加熱したものがいいと思います。
薄く切ったり、すりおろしたりして使ってください。
いつも食べている料理(お味噌汁とか!)に入れると、食べやすいと思います。
もしも長引いちゃったら、冷やさないこと!
ずっと水のような鼻水が出ているなら、食事で温めながら、余分な水分を追い出してあげます。
基本的には、温かくてあっさりしたお料理がベスト。
胃腸が弱って水分代謝が落ちている可能性があるので、負荷がかかるような脂っこいものや冷たいものは控えます。
お米を中心に、野菜たっぷりのお料理がいいですね。
胃腸の働きを整えて、回復を待ちます。
湿を追い出すものも使えば、さらにGOOD。
大量の鼻水が出るのは、体に余分な水分がたまっている状態なんですね。
なので、湿を追い出すものをとるとさらにいいです。
例えば、とうもろこし、はと麦、豆類、冬瓜、うどなど。
豆類は、体を冷やさず胃腸の働きも整えるのでいいですね。
あと、手軽にコーンも喜んで食べてくれるかも?
皮が消化の負担になるかもなので、よく加熱してあげてください。
それまでの食生活を振り返ってみよう!
鼻カゼの子が多いと思ったのは、「冬休み明け」だからです。
冬休みって、生活が乱れやすいじゃないですか。
年末年始というのもあって、美味しいものを食べる機会も多かったはず。
アイスを食べちゃった?プリンを食べちゃった?
冷たいお刺身を食べたかもしれません。
冷たいもの、甘いもの、脂っこいものは胃腸を弱らせます。
そうすると、体の水分代謝が落ちて、余分なものが湿(しつ)として体にたまっていくんですね。
その行き場がなくて、大量の鼻水として出るわけです。
さらに1月に入ってぐっと冷え込んだので、冷えと湿のダブルパンチ状態だったと思います。
子どもの体は素直!?必要なものは食べてくれる。
友人にアドバイスをしたら、とても驚いていました。
最近、お子さんがごはんをおかわりしたり、野菜をたっぷり食べたがっていたそうなんです。
子供は必要なものがちゃ〜んとわかっているのかもしれませんね!
大人も同じ。
鼻カゼが出やすい時期なので(これから春にかけて増えそう)、気をつけてくださいね!!
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