痰湿ってどんな体質?自分に合った食事を知ろう。

体質

体質診断サイトで「痰湿」って診断されたけど、

一体どんな体質だろう?

食事やお茶で改善できるのかな?

 

という疑問にお答えします。

 

【本記事の内容】
・痰湿とは何か
・痰湿に合った食事やお茶

 

【本記事の著者について】
・管理栄養士、中医薬膳師の資格を持ち、
国際薬膳師を目指し受験予定(今年はコロナで断念…)。
・薬膳の勉強歴は約3年。
・体質診断や食事のアドバイス、薬膳講座テキスト販売など、
のべ60名以上の方にサービスを提供してきました。

 

今回は「痰湿体質」のことをわかりやすく解説してほしい…
という方のために、ていねいにお伝えしていきます。

 

痰湿とは何か

まずは、痰湿の症状や原因について解説してきます。

 

痰湿とは?

 

痰湿とは、中医学(中国の伝統医学)で使われる表現です。
水分代謝がうまくできずに「湿」が長く滞り、痰のようなものができる体質のことをいいます。

 

ちなみに、体にある良い水分を「津液」といって、それが体にとって余分な悪いものになると「湿」と表現されます。
つまり、悪い水分がずーっと滞る体質が痰湿体質といえるんですね。

 

痰と聞くと、咳をしたときに出てくる「目に見える痰」をイメージするかもしれませんが、「目に見えない痰」もあります。
なので、痰が出ていなくても痰湿体質になっていることは十分にありえます。

 

痰湿の原因

 

水分代謝を行っている臓腑は、五臓の「肺・脾・腎」です。
これらが弱ると、水分を循環したり外に出したりできないので、体に余分な水分(湿)がたまっていきます。

 

特に「脾」が弱っているタイプが多く、食事の不摂生が原因になることが多いですね。
脾は消化系をつかさどっているので、油っこいものや味の濃いものの、甘いものの食べすぎなどで弱らせてしまうんです。

 

もちろん、それ以外にも脾が弱る原因はいろいろあって、先天的に弱い人もいますし、過労やストレスなどで弱ることもあります。

 

痰湿の症状

 

「怪病は痰あり」と言われるくらい、多くの原因不明の症状を引き起こすといわれます。
痰がどこに滞るかによって、症状が変わるからですね。

 

主に、以下のような症状が見られます。

 

・痰を多く吐き出す
・食欲が出ない
・吐き気がする
・体が重だるい
・胸がつかえる感じ
・舌の苔が多い
・むくみやすい
・めまいが多い
・まぶたが腫れて重たい感じ
・いつも眠気がある
 

余分な湿がたまっているため、全体的にぼってりとしやすく、だるさなどの不快感を覚えやすいタイプです。

あまり食べていないのに痩せない…という方も、痰湿体質の方が多いと思います。
弱っている臓腑を強くして、余分な痰や湿を取り除くことで、体は自然とすっきりするかもしれません。
次は食事について考えてみましょう。

 

痰湿に合った食事

痰湿タイプに積極的にとってほしいもの、避けたほうがよいものをご紹介します。

 

おすすめの食材

 

まずは一番のお悩み、「湿」を取り除くことを考えます。
利尿作用のあるものや化痰作用のあるものを使います。

 

はと麦・とうもろこし・小豆・大豆・黒豆・空豆・冬瓜・セロリ・白菜・きゅうり・もやし・すいか・緑茶・海苔・昆布・豆乳など
 

とうもろこしのヒゲや冬瓜の皮にも効果があるので、捨てずに出汁に使うといいですよ。

 

 

また、痰湿は脾の弱りが原因になることが多いので、脾を元気にする食材も一緒に使うといいですね。

 

お米、かぼちゃ、いんげん豆、じゃがいも、キャベツ、ブロッコリー、鶏肉、カツオ、サバ、など
 

はと麦、とうもろこし、大豆、冬瓜などは、脾の働きを高めて湿を取り除くので、脾が弱い方に特におすすめです。
ただし、とうもろこしは消化しづらいのでミキサにかけてポタージュ状にするといいかもしれません。

 

 

さらに!湿を追い出すためには、「気の巡り」も必要なんですね。
気の巡りをよくする食材を合わせると、湿を追い出す効果が高まります。
できれば一緒に使ってみてください。

 

そば、らっきょう、えんどう豆、柑橘類、ジャスミン、玉ねぎなど

 

大切なのは、これらの食材をどうやったら積極的にとれるかだと思います。
お味噌汁に入れる?ごはんに混ぜてみる?など、自分にできる方法を考えてみてくださいね。

 

おすすめのお茶

 

お茶は毎日飲めるものだからこそ、続けやすいと思います。
ただし、お茶はあくまでも補助的なものです。
食生活を見直すことが大前提なので、お茶を飲めばOKではないことは頭に入れておいてくださいね。

 

はと麦茶

 

脾(消化系)の働きを整えて水分代謝を促進します。
脾が弱って痰湿体質になっている人には、おすすめです。

 

黒豆茶

 

黒豆は利尿作用によって体の余分な湿を取り除きます。
血を補って巡らせる効果もあるので、瘀血の症状も見られるときにいいですね。
温めも冷やしもしない「平性」の食材なので、飲み続けるのも安心です。

 

 

小豆茶

 

強い利尿作用があり、むくみが気になっている方におすすめです。
また、解毒作用があるため皮膚の化膿や湿疹にも効果が期待できます。

ただし、脾が弱くて消化不良を起こしている方には向いていないと言われます。
飲んで調子を見ることをおすすめします。

 

避けたほうがいいもの

 

湿をためやすい乳製品や甘いものは避けたほうがいいですね。
また、脾を弱らせる原因となる冷たいものや生もの、油っこいものも控えてください。

水分がたまりやすいタイプなので、水をがぶがぶ飲む必要もありません。
自分の適量を知ることも大切ですね。

 

まとめ:痰湿タイプは食生活を見直すことから

痰湿タイプは、脾の働きが落ちて水分代謝が悪くなっていることが多いです。
その原因の多くは食生活の不摂生。
まずは、食生活を見直すことから始めてみてください。

 

 

ちなみに、【体質診断&食事のアドバイス】にて食事のアドバイスを行っています。
5日間の食事記録を見て、お客様に合った方法をご提案させていただいていますのでお気軽にご相談くださいね!

 

 



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