【食材】元気をつける!サバの薬膳的な効能は?

学べる!薬膳コラム

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

実はここ数日間、家の外の階段工事があり家に帰れず。
実家に泊まっていました。
自分の家は隣にあるのに帰れないという不思議な感覚でした〜。

 

実家にはお菓子が常備してあるので、ついつい食べてしまうのがいかんいかん。
(すすめられたわけじゃなく、勝手に食べてました笑)
また日常が戻ってきたので、ペースを取り戻したいと思います。

 

ということで、週はじめは食材のお話です!!
食べている人も多いであろう、「サバ」

 

一年中食べられますが、旬は秋〜冬だと言われます。
おいしいサバの効能、チェックしていきましょ〜!!

 

さばの薬膳的な効能

《さばの性味》
五性:平(温)
五味:甘(・鹹)
帰経:脾・胃・肺・腎
《さばの薬膳的な効能》
・肺を補う
・胃腸を元気にする
・気を補い、余分な水分を排出

もう少しくわしく見ていきましょ〜!

 

さばは元気をつける食材

さばは気を補い元気をつける食材です。
特に胃腸を元気にしてくれるので、小食の人にもおすすめです。

 

ちなみに、余分な水分を追い出す効果もあります。
胃腸が弱い人は水分代謝がうまくできない人が多いんですよね。
なので、胃腸の調子を整えつつ、水分を追い出してくれるサバは日本人にぴったりだなぁと感じます。

 

また、肺を養う効果もあるため、肺が弱い人、慢性の咳が出ている人にもいいですよ。
秋は肺が弱りやすいため、おすすめの食材だといえますね。

 

さばはEPAやDHAが豊富!

栄養学的に注目なポイントは、やっぱりEPAやDHAが豊富ってところですよね。
この特徴は青魚によく見られるので、お魚の中でも青魚はできるだけ食べたいなぁと思っています。

 

EPAとDHA、どちらも動脈硬化の予防やLDLコレステロールを下げる働きがあります。
さらにDHAは脳の働きを助ける効果があるので、痴呆の予防や子供の発達にもおすすめです。
薬膳で腎に入ると書かれている本がありましたが、腎は脳と関わる部分でもあるので納得でした。

 

消化不良のある人や、妊婦さんは控えめに

胃腸を元気にするサバですが、とても脂が多いので食べすぎると胃の負担になります。
サバででもたれる人、結構多いのではないでしょうか。

 

なので、消化不良のある方は食べすぎないようにしましょう。
また、妊婦さんも脂っこいサバ(特に秋のサバ)は下痢をしやすいので、気をつけてくださいね。

 

もたれやすいなら、大根おろしを添えるのがおすすめです。
大根おろしは消化を促す効果があり、胃もたれを軽減してくれます。

 

ということで、以上サバの薬膳的な効能でした!!
まとめていたら食べたくなったので、今週のお買い物ではサバをゲットしてこようと思います〜。笑

 

みなさんも秋が旬のサバ、いっぱい食べてくださいね〜!
それでは!

 

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