【食材】生と加熱で効能が違う!?れんこんの薬膳的な効能。

学べる!薬膳コラム

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。

 

YouTubeをご覧になっている方ならお気づきかもしれませんが、わが家では秋になるとれんこんの登場頻度が増えます。
もちろん、大好きだから登場するのですが、薬膳的な効能も考えて選んでいるんですよ〜。

生と加熱で効能が変わるのもまた、おもしろいなぁ〜と思っているポイントです。
(生で食べたことはいまだにない‥)

 

今日は秋におすすめの「れんこんの薬膳的な効能」についてお話しますね!

 

れんこんの薬膳的な効能

《れんこんの性味》
五性:寒(加熱すると平?)
五味:甘
帰経:脾・心・胃

 

《れんこんの薬膳的な効能》
(生)
・体にこもった余分な熱を冷ます
・のどを潤し乾きを止める

(熟)
・胃腸を丈夫にする
・下痢を止める
・血を養い、肌をきれいにして潰瘍や傷口を治療する

(両方?)
・血の中にこもった余分な熱を除き、血行をよくする

 

辞典によって書き方はさまざまなので「?」をつけていることもありますが…。
もう特徴を少し詳しくみていきますね〜。

 

れんこんのしぼり汁は、のどの痛みや咳、痰にいい!

古くから民間療法にも用いられている方法らしく、絞り汁はのどの痛みや咳にいいそうです。
性質が「寒性」であることからも、炎症など熱の症状を和らげる効果があるなぁと感じます。

 

血をつくって巡らせる!!

加熱したれんこんは、血(けつ)を養う効果があるため、貧血にも有効だと言われています。
また、血を巡らせるのも特徴です。

 

しかも、血はお肌を作る時にもとても大事な栄養です。
血が充実していると、潤いのある健康的なお肌をつくることができるんですよね。

 

れんこんは血を充実させ、それを全身に巡らせることができるためか、傷口を治してお肌をきれいにする効果もあるそうです。
そういえば…、毎日のようにれんこんを食べているおかげか、クリームや化粧水を一切使わなくてもお肌がカサついていません!

 

胃腸を丈夫にする!

加熱したれんこんは胃腸の粘膜を保護し、胃腸を丈夫にするので、適度な量をとるのはおすすめです。
ただし、繊維質が多いので、食べすぎるとお腹が張ることがあります。

 

「心」に帰経する!!

れんこんは、五臓の「心(しん)」に入る食材です。
心に入る食材はあまりないので、心が弱い人にとってとても貴重な食材といえます。
特に心の熱を冷ましてくれるのが特徴です。

 

とは言っても、心に熱がこもるってどういう状態?って思いますよね。
心に熱がこもりやすい人は、口内炎ができやすかったり、暑さに弱く動悸がしたり、胸のあたりがモヤモヤして焦燥感にかられることもあります。

 

舌の先が赤くなっている時は、心に熱がこもっているサインです。
「心」が弱いなぁ〜と感じている人は、積極的にれんこんを食べてみてください。

 

まとめ:とりあえず、れんこん食べよう!笑

れんこんって、実は効能がとても多い食材です。
胃腸を丈夫にするし、血を充実させてさらに巡らせます!
血の熱を冷ましてくれるので、口内炎や吹き出物など炎症が起こった時にもおすすめです。

 

体質的にも避けたい人はいないので、安心して食卓に出せます。
ぜひシャキシャキ、ほくほくとしたれんこんの食感を楽しんでみてください。

 

それでは〜!

 

 

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