こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです。
料理の甘味づけに使う調味料、どれを使おう?と悩んだことはありませんか?
お砂糖、みりん、蜂蜜…。お砂糖にもいろいろあるし…。
と、あるお客様も悩まれていました。
ということで、今回は「甘味の調味料の薬膳的効能」をご紹介します。
ウチではひとつに絞るのではなく、効能やめざす味によって使い分けています。
料理の参考になると嬉しいです!
甘味調味料はこれを使ってるよ!
わが家では、きび砂糖、本みりん、蜂蜜がメイン。
ときどき黒砂糖や甘酒も登場します。
長崎県民はですねぇ、実は甘党なの!!笑
何にでもお砂糖を入れちゃう文化があるし、パンもお砂糖がたっぷりかかったような甘〜いものが売れるんですよね。
そうそう、甘い豆乳もあるんですよ。笑
そういう環境で育ってきたもので、料理も甘め。
ただ、砂糖は血糖値をがつんと上げたり、糖化なんかも気になるので、甘味の使い方は日々考えているところです。
効能を知っておくと使い分けができるので便利です。
まずは、甘味の薬膳的な効能をご紹介しますね!!
甘味の薬膳的効能は?
甘味の調味料はそれぞれ効能が違います。
一つずつ、さらっとみていきましょう〜。
砂糖
お砂糖はものによって効能が変わります。
涼(平)性。
気を補い、体を潤し、喉の渇きを止めます。
お腹の調子を整える働きも。
温性。
お腹を温め、寒気を追い払います。
また、血行を良くする効果もあります。
涼性。
気を補い、お腹の調子を整えます。
また、肺を潤し、咳を止めたり痰を出しやすくする効果も。
砂糖っていろいろあって面白いですよねぇ。
簡単に言うと、黒砂糖は体を温めて血行をよくする!
氷砂糖は体を冷やして、肺の機能を高める!
という感じでしょうか?
ちなみに、白砂糖は“さとうきび”や“てんさい”からできています。
どちらの原料も、実は体を冷やすんですね。
なので、白砂糖の精製途中ともいえる「きび砂糖」や「てんさい糖」も、体を冷やす性質があるのでは?と思っています。
効能が探せなくても、こうやって想像してみることが大事ですね。
蜂蜜
平性。
肺、腸、皮膚を潤す。
空咳や乾燥性の便秘、お肌の乾燥に効果があります。
また、胃腸を丈夫にして機能を高めたり、胃痛を緩和する効果も。
みりん
温性。
経絡を温め通りをよくしたり、お腹の働きを整える。
みりんも温めるんだ〜今回はじめて知りました!
あ、みりん風調味料は全然違いますよ。ここで書いてるのは「本みりん」のことです。
甘酒
温性。
気を補い、潤いを作る。
体を温め、血の巡りをよくする。
甘酒を飲み続けて末端の冷えが解消されたお客様もいらっしゃいましたよ!
どうやって使い分ける?
ということで、薬膳的な効能をずら〜っと書いてみました。
私は基本は「きび砂糖」を使っていて、潤したい時は蜂蜜、体が冷える時は黒砂糖、と使い分けています。
また、最近はきび砂糖の代わりに、本みりんや甘酒で代用したいと思っていて、煮物はほぼみりんで作ることも増えました。
というのも砂糖は、きび砂糖であれ、てんさい糖であれ血糖値を急上昇→急降下させるんですね。
そうすると、強い眠気を感じたり、集中力が低下したり、イライラしたり…と不調が出やすくなります。
また、砂糖に含まれる「ショ糖」は、悪玉菌のエサになったり、体内の炎症を促進するとも言われます。
悪玉菌が増えると、甘いものを欲するようになるとも言われるんですよ〜。
だからね、砂糖類は控えられるなら控えたほうがいいかな〜と思うんです。
ただでさえ、料理にお菓子にと結構な量をとってるからね…。
まあ、甘味のことは話し出すとキリがないので(笑)、今回はここまでにします!
近々、甘味のことをもうちょっと語れたら嬉しいです。(ヲタク)
まずは、調味料のことをもっと知ることから!!ですね。
今回の情報も参考にしてみてください^^
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