【五臓・肺の基本②】肺の弱りが鼻水や便秘の原因!?

中医学の基本

こんにちは!薬膳ライフアドバイザーchikaです。

「中医薬膳師」「管理栄養士」の資格をもつ筆者が
薬膳に興味がある方に向けて、薬膳や中医学を学べる情報を発信しています。

 

 

前回は、肺の基本的な働きについてお話しました。 

 

鼻水が出たり、便秘になったり、皮膚がカサカサしたり、 

それはすべて「肺」が弱っているからかもしれません。 

 

今回は、そんなカラクリを、 

五行色体表をもとにお話ししたいと思います。 

 

肺の特徴を『五行色体表』からみると?

 

肺は五行の「金」に属し、「秋」に対応、 

「大腸・鼻・皮膚・皮毛・悲」との関係も深い臓腑。 

 

つまり、秋は肺が弱りやすいし、肺の状態が大腸や鼻、お肌に現れやすいということです。 

ひとつずつみていきますね。 

 

秋と肺の関係 

 

 

夏から秋へ移り替わる時、一番変化を感じるのは「空気感」かもしれません。 

 

ジメジメとした、いやーな蒸し暑さから 

カラっとしたきれいな空気へと変化すると、 

秋が来たなぁと感じませんか? 

 

そう、秋は乾燥の季節。 

 

肺は潤った状態を好み、乾燥が苦手です。 

 

なので、乾燥する秋は肺が傷つきやすく弱りやすいといわれます。 

 

もちろん、秋だけでなく乾燥が続く冬も注意ですね。 

 

鼻に現れやすい 

 

 

肺は「宣発と粛降」という働きで、全身を潤しています。 

 

簡単にいうと、宣発は上や体表へ、粛降は下や体内へ向かう作用のことで、 

全身へ散布するような働きです。

 

 

肺と鼻は気管を通じてつながっています。 

さらに、肺の液体は鼻水といわれ、肺を潤しています。 

 

「宣発と粛降」という働きがちゃーんと行われると、

鼻はちょうどよく潤され、鼻の働きもスムーズです。 

 

鼻の通りがよく、臭いもしっかり感じられ、発声も不便なくできるのです。          

 

ただ、カゼの引き始めなどで外から」邪気がやってきたり、 

乾燥して肺が弱ると、「宣発と粛降」という働きが乱れてしまいます。 

 

つまり、潤いを散布する、という働きがめちゃくちゃになり、 

過剰に鼻水が出たり、くしゃみがでたり、鼻が通らずに鼻づまりが起こったりするんですね。 

 

カゼの引き始めやアレルギー性鼻炎んのように鼻水で悩んでいる方は、 

肺がやられちゃってるー!!と考えることもできます。 

 

 

大腸は表裏関係

 

肺と大腸がつながっている…とは意外ですよね。 

 

中医学でいうと、肺と大腸は経絡で交わって関係性を持っているといわれます。 

 

例えば、乾燥する秋は便秘になりやすいといわれます。 

乾燥によって肺が弱るため、と考えることができますね。 

 

大腸は便を排泄する役割がありますが、排便を促すために肺のパワーが必要です。 

肺の粛降という下へ降ろす働きによって、便を出すのです。 

 

つまり、肺が弱ると便を降ろすパワーがない…となるのですね。 

 

また、肺の「宣発と粛降」という働きには、臓腑を潤す働きもあります。 

肺が弱ると大腸を潤せず、滑りが悪くなって出ない…ということも考えられます。 

 

ちょっと面白いのは、最近の研究結果で、 

大腸の環境が免疫機能に影響する…とわかってきていることです。 

 

肺は衛気を巡らせ邪気から守る、いわゆる免疫機能を持っていますが、 

西洋医学的にみても、大腸は免疫力に影響しているようですね。 

肺と大腸のつながりを感じることができます。 

 

皮膚や皮毛で肺の状態がわかる? 

 

皮膚を潤すのは、肺の宣発という役割です。 

 

水穀精微(営養物質のようなもの)や津液によって潤し営養されています。 

つまり、皮膚の潤いには、肺の潤いが必要!! 

 

秋から冬にかけてお肌がカサカサしていたら、中から潤すことをおすすめします。 

 

皮毛とは産毛や毛穴のことをさします。 

肺が巡らせている衛気は毛穴の開閉を調節して発汗をコントロールし、邪気から身を守ります。 

 

つまり、肺が弱ると

皮毛に栄養がいかず、毛穴の開閉もうまくいかず、邪気が入りカゼを引きやすくなる… 

という悪い流れができてしまうのです。

 

 

悲しみは気を消耗する 

 

七情といい、感情が臓腑に影響することは、これまでも何度か書いてきました。 

感情が原因になることを、「内因」といいます。 

 

 

肺と関係の深い感情は「悲」 

気分が落ち込み活力が出ないこと、ありますよね。 

 

特に秋はなんとなく物悲しくなるものですが、 

そういう「悲」の感情は肺を傷つけてしまうのです。 

 

ただ、「悲しみは悪いこと…」と感情を否定するのではなく、 

ちょっと落ち込み気味だなーと受け入れることが大切だと思います。 

また、夏から秋に向けて気分を落ち着かせるためにも、 

必要な感情かもしれません。 

 

ということで、肺と五行の関係に触れながら 

肺の働きを詳しくみていきました。 

 

次は肺の体質チェックリストです。 

よかったらチェックしてみてくださいね。 

 

 


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