【こども薬膳⑤】興奮しやすい「肝」をしずめてあげよう

体質・お悩み別薬膳

こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーchikaです。

 

子供は本当に感情が豊か。
泣いていたかと思えば、すぐにケラケラ笑い出して、本当に忙しいですよね。笑

 

そんな感情の上がり下がりも、実は臓腑の発達と関係があるんです。
以前の記事でも書いていたように、子供は「肝」が興奮しやすい性質があるんですね。

【こども薬膳②】まだまだあるよ!大人とは違う、子供の体の特徴!
子どもの体は元気いっぱい!それがたまに悪さをすることもありますよね。子どもの体の特徴を覚えておきましょう。

 

「肝」は精神を安定させる働きがあるので、ここが興奮しやすいといきなり怒ったり泣いたりと、感情がむき出しになっちゃうんですね。
あ、ちなみに女性もこの性質があると言われます。(わかりますよね笑)

 

ということで、最後のこども薬膳は、「肝が興奮しやすいこども」の養生薬膳をみていこうと思います!

 

子どもは感情が不安定、高熱も出しやすい

小さいな子は、「肝」が興奮しやすいです。
これを「肝常有余」というんですね。

 

文字通り、肝が常に有り余っている状態です。
それによって感情は不安定になったり、高熱や引きつけを起こしたりするのです。

 

肝常有余のときのおすすめの食事

体を冷やす食材を選ぼう

肝常有余のときは、体に熱がある状態です。
いつもは「平性」や「温性」の食材を多めに使いますが、興奮しているときや高熱のときは「涼性」の食材を多めに使います。

 

冷やす食材は以下の通り。

小麦・そば・セロリ・ほうれん草・きゅうり・トマト・冬瓜・なす・大根・りんご・梨・びわ・マンゴー・オレンジなど
 
特に「トマト」は、平肝といって肝の興奮を落ち着かせる効果もあるのでおすすめです。
また、「小麦」は暑さによるイライラを解消し、精神を落ち着かせる効果があります。
 
 
食材の持つ性質をうまく利用するといいですね。
 
 

揚げ物など熱を持つものを控えめに

揚げ物など脂っこいものや、スパイスのように辛いものは、体に熱をこもらせるので控えめにしましょう。

 

子供が好きな揚げ物、ついついあげちゃいますが、こういうものばかり食べていると怒りっぽい子になっちゃうかもです。

 
 

子供が熱を持ってるって、どうやって判断するの?

そもそも、肝が興奮してる〜、熱持ってる〜ってどうやったらわかるのでしょうか?
いくつかみるポイントをご紹介しますね!

 

・目が赤い
・尿が濃くて黄色い
・喉が渇いて冷たいものを飲みたがる
・顔が赤い
・汗をよくかく
・悪い夢をみる(よく眠れない、怒る夢をみるなど)
・そわそわと落ち着かない
・舌が赤い
 
上のような症状があると、熱を持っている可能性があります。
特に小さいお子さんだったら、トイレで排泄物をみるとわかりやすいかも。
尿が、黄色い・濃い・量が少ないと熱を持っています。
 
 

子供をよく観察して、その子に合った食事選びをしてみよう!

お子さんをよく観察することが、養生の第一歩ですね。
興奮して落ち着かないようなら、食事を少し変えてみるのもひとつの手。
ぜひ、お試しくださ〜い!
 

 

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